自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション
インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ
本日は築3年目のお家のメンテナンス作業。
外壁もフェンスもどちらも無垢材なのですが、やはり常に雨ざらしになるフェンスは色褪せのスピードが早いです。
約2年前の写真がこちら。
外壁も最終的にはフェンスのようなシルバーグレー色になるのですが、それはまだ20年以上先のことでしょう。
無垢材の退色は太陽の紫外線よりも圧倒的に雨の影響が大きいのです。
家の中も何ヶ所かメンテナンス作業を行ったのですが、それ以上に気になったことがひとつありました。
それが家の中の湿度です。
エアコンをつけてるので涼しいのですが、どこか不快感が…
部屋に置かれている温湿度計を見てるみると
温度25℃ 湿度80%
湿度がヤバいことになっていました。
室内で洗濯物を干しているわけでもないのにこの湿度はマズいです。
で、なぜここまで高湿度なのかいうと原因は2つ。
まずひとつはエアコンの設定。
リモコンを見てみると「AI快適」的なモードに設定されていました。
これいろんなメーカーで似たような設定があると思いますが、個人的にはオススメしません。
確かに室温は一定に保ってくれるかもしれないのですが、湿度は完全無視なのです(機種によって違いあり)
しかもこの日はそこまで気温は高くないけど湿度は高い、という梅雨みたいな天候でした。
こうなると室内の温度と湿度の管理はなかなか難しいのです。
手っ取り早く湿度を下げるにはリビングのエアコンの設定温度を下げればいいのですが、しかしそれでは室温が下がり過ぎてしまいます。
そんな時に有効なのが2階のエアコンのみ稼働する方法。
2階から階段や吹き抜けをつたって乾いた冷気が下りてきて、LDKが寒すぎず尚且つ湿度も下げることができるのです。
このような吹き抜けがある間取りでは特にオススメ。
↓こちらでも詳しく説明しています↓
そしてもうひとつの原因が換気です。
このお家は三種換気という外気を直接屋内に取り込む方式なのですが、例えばキッチンの換気扇を回すと湿った空気を外からたくさん取り入れることになるので、自ずと屋内の湿度は高くなってしまうのです。
お家に伺った時、キッチンの換気扇が回っていたのでこれも高湿度の原因です。
不要な換気扇は止める、これが基本です。
↓24時間換気の調整も有効↓
中には三種換気なのだから屋内の湿度が高くなるのは仕方ない、という方もおりますがそうとも限りません。
我が家も三種換気ですが、実際に室温25℃湿度60%以下に保つことで出来ていますので。
それにはエアコンの設定(エアコン選び含め)や換気の方法が重要になってくるのです。
さて、本日20時から始まる楽天スーパーSALE
定番の99%OFFアイテムは20時から販売開始
数量限定で激しい競争になりますが、初日の20時は他にも目玉商品が多いので買えるチャンスは高めです。
次回は楽天スーパーSALEで買える激安アウトレットインテリアをまとめてますのでお楽しみに