一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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来月完成予定の現場では漆喰塗り中。
グリーンの腰壁にアイボリー?ベージュ?系の漆喰、相性はなかなか良さそうです。
最近はDIYする人も増えていているため、素人でも塗りやすい漆喰が市販されています。
その中でもうま~くヌレールは漆喰を練る必要もなく、柔らかく塗りやすいと評判です。
ネーミングはどうかと思いますが…
漆喰や珪藻土の売り文句として「調湿性」をあげる方がおりますが、それには注意が必要です。
上の記事でも書きましたが、無垢材を含め内装仕上げ材で部屋の調湿を行うというのは根本的に不可能です。
調湿効果を期待するとガッカリしますので、オマケ程度に考えておくといいでしょう。
壁紙メーカー大手のサンゲツなどは調湿壁紙を扱っていますが、これも同様です。
「6畳の部屋全面に施工した場合、理論上はコップ6杯分の湿気を吸収」と書かれいますが、その吸湿限界をむかえたらそれ以上は吸収できないということです。
この除湿剤の記事でも書きましたが、夏は除湿器、冬は加湿器を使うというのが正攻法です。
これからの時期は加湿器が手放せなくなってきます。
使用前にはタンクなど汚れてないかちゃんと確認してくださいね。
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