一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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新しく家を建てた後の悩み、
「汚したくない」「キズつけたくない」「キレイを保ちたい」
この3つを挙げる方は少なくないです。
特に子供が小さいうちは食べ物をこぼしたり、壁や床をキズつけたりと何かと心配が絶えません。
そしてそれがストレスになるわけです。
我が家にも3歳の息子がおりますので、その気持ちよく分かります。
おもちゃは片付けてくれないし、トミカは床に投げつけるし…
しかしこうなることを予想して家づくりをしたおかげか、ストレスはほぼ感じていないというのが正直な感想です。
例えば、床に初めからあえて汚れたような塗装を施したり、壁の塗装も素人が塗ったようなラフな仕上がりにしています。
そうすることで日々の暮らしの中で付く多少のキズや汚れなど気にならなくなるわけです。
インテリアもその考え方と近いです。
シンプルでスタイリッシュな感じではなく、どちらかと言えばものが多めのスタイルです。
元々ものが多い空間なので、多少散らかっていても大きくインテリアスタイルを崩さないだろう、という都合のいい解釈。笑
以前、私はミニマリストじゃなくてマキシマリストだと書いたのですが、けっこう多くの方に共感いただきました。
例えば、キッチン背面の棚にところ狭しと並んだお酒。
私にとってはこのように並べてるのもインテリアのひとつなのですが、人よっては掃除が大変だし引き出しにしまってくれ!と思う方もいるのでしょう。
ちなみに右下の可愛らしい樽にはウイスキーが詰まっていてます♪
本格的なウイスキー樽で本当にお酒が熟成できるので、ウイスキー好きの方は是非。
結局のところミニマリストとマキシマリストどちらがいいかは個々の価値観によりますし、大事なのはやはりストレスを溜めないことなのかなと思ってます。
これは内装仕上げやインテリアに限ったことではなく、設備にも言えることですよね。
食洗機や洗濯機などストレスを緩和したり時間を生み出してくれる設備には、お金を惜しまないことです。
食洗機なしでスタートした我が家ですが、今では食洗機なしは考えられません。
むしろもっといい機種を入れればよかったと思ってるくらい。泣
ああそんなことを考えてるとストレスが溜まってきそうなのでウイスキーでも飲んで寝るとしよう。