一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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エアコンや除湿機を使っているのに部屋の湿度が一向に下がらない。
そんな時には「給気口」の蓋を閉じるという解決法があります。
冬になると冷たい風が入り込むあの憎き給気口です。
冬も憎いのに夏も憎いんですよね。
特に梅雨時期は大量の湿気が室内に流れ込んできます。
いくら除湿してもいまいち部屋がカラッとしない、その原因は給気口かもしれませんね。
しかし、24時間換気の給気口を閉じるということはそれなりのリスクもあります。
上記記事でも説明していますが、まずは24時間換気の意味をちゃんと理解しましょう。
これから家を建てるという方は、給気口をエアコン付近に設けるというのもオススメです。
我が家も実際にそうしたのですが、給気口から入ってくる湿気たっぷりの空気を直接エアコンに取り込みます。
部屋に湿気が拡散される前に、エアコンで除湿してしまうというわけです。
逆に冬は冷たい空気をすぐに暖めてくれるので、こちらもかなりメリットがあります。
しかしそんな我が家のエアコン、3年目にしてたぶん壊れました…
最悪なことに除湿が効かないのです…
除湿モードにしても吹き出し口付近で湿度が60%以上あります、それでは部屋の湿度を60%以下にするなんてまず不可能です。
同じような不具合を訴える人はネット上にもたくさん。
もう絶対このメーカーのエアコン買わない…
次は三菱にする。
なぜかって?
現在、寝室の三菱の6畳用エアコンだけでLDKまで除湿&冷房できているからです。
さすが世界の三菱。
特にこの機種はAPFが7.8と超省エネ性能を誇っています。
ここまでの数値のエアコンは他ではほとんど見ません。
ちなみにAPFとはエアコンの省エネ性能を示す数値で、高いほど高性能ということになります。
例えば同サイズ(4.0kW 14畳用)で、APF6.0のエアコンと電気代を比べてみましょう。
100時間(約4日間)ずっと運転しっぱなしにした場合の電気代、
APF7.8のエアコンは2,051円
APF6.0のエアコンは2,666円
という計算結果になります(1kW40円で計算)
単純計算ですが4日でこの差は大きくないですか?
更に今後電気料金が上がれば上がるほどこの差は開いてきます。
APFはメーカーホームページなどに必ず記載されてます。
もちろん高性能になればエアコン自体も高額になりますが、使い方次第ではすぐに元を取れるかもしれませんね。
ああ、エアコン買い替えたい…