
一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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「決断疲れ」
家づくりは疲れる。
初めの頃はワクワクした気持ちだったのに、いつの間にか選択・決断の連続で精神的に疲れてしまう方が一定数おられるのです。
「家は人生で一番高い買い物だし絶対に失敗したくない!」
とは言え、家づくりに失敗は付きものです。
建築士である私自身も、探せばいくらでも「失敗・後悔」ポイントが出てきます。笑
しかし、多くの失敗はリカバリーすることができます。
例えば窓。
「透明ガラスのほうが開放的でいいな!」と当初は思っていたけど、いざ実際に暮らしてみるとお隣さんや道路からの視線が気になる…
「曇りガラスにしておけばよかった…」
このような経験をしてる方は少なくないはず。
そんな時の一般的な対処法はカーテンやブラインドなどの取り付けなのですが、フィルムを貼るという方法もあります。
こちらの階段途中の大きな窓、実は元々透明ガラスでした。
設計時は問題ないかなと思ってたのですが、いざ完成してみるとやはりお隣さんがちょっと気になる…
ということでフィルムを貼ったのです。
見た目はほぼ型ガラス(曇りガラス)、近くでよ~く見ないとフィルムとは気付きません。
カーテンまではいらないけど、透明ガラスはちょっと…
そんな場所にぴったりですね。
今回使ったのはサンゲツのガラスフィルム。
UVカット、飛散防止、防犯など様々な効果があります。
このようなフィルムは他にもたくさん種類があります。
チェッカーガラスタイプは、室内建具や食器棚扉のガラスなどに貼っても良さそうですね。
貼り方も丁寧な説明が載ってるので気になる方は是非。