
一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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ローコスト住宅って、何だか響きが良くないですね。
他にもっといい呼び名はないでしょうか。
そこでちょっと考えてみました。
グッドディール住宅
ベストプライス住宅
情熱価格住宅
冗談はさておき、
コストをかけずにオシャレな家にしたいという方は多いと思います。
しかし限られた予算の中で、どこにコストをかければオシャレになるのか。
私ならまず床材です。
化粧シート(木目柄プリント)で表面がテカテカした床は、どうしてもチープに見えてしまいます。
インスタなどでインテリアが素敵な部屋を見ても
「ああ~もっといい床材なら何倍もオシャレになるのにもったいない」と思うことがしばしば。
床が安っぽいと、その上にある家具やインテリアまで安っぽく見えてしまうのです。
ということで床は無垢材で決定!
というわけでもありません。
個人的には無垢は好きですが、もちろんデメリットもありますので。
そこで見た目は無垢床とほぼ変わらない「突板フローリング」という手もあります。
本物の木を薄くスライスして表面に貼っているので、見た目は◎
価格も無垢床よりリーズナブルですが、傷が付いた時の補修が難しいというのが欠点ですね。
これから家を建てる人は床材の選択ができますが、すでに家があるという方たちはどうしたらいいでしょうか。
さすがに床を張り替えるなんて大変でお金もかかるので、ラグを上手く活用してみましょう。
リビングにラグを敷いてる方は多いと思いますが、ダイニングにも敷くことで物理的に床材が見える範囲を狭めるという方法です。
これだけでかなり印象変わります。
ちなみに上の写真はどちらも無垢床ですが、インテリアとしてLDKに2枚ラグを敷くことは多いです。
特に空間が広い場合、ラグがないと全体的にのっぺりした印象になるんですよね。
しかしダイニング下のラグは子どもの食べこぼしが気になる…
という方はこちらもご覧ください。
ではラグを2枚敷く場合、どのようなものを選べばよいのか。
一番失敗しにくいのは白や黒などの無彩色と、赤や青などの有彩色の組み合わせです。
例えばダイニングにイエロー、リビングにグレーのように相性の良いカラーでまとめます。
どちらかと言うとリビング側に無彩色のラグを使ったほう良いですね。
なぜかと言うとリビングまわりにはソファカバーやクッションなど、他の色が入ってくる可能性があるので無彩色ラグにしておけばコーディネートの心配も無用です。
西海岸インテリア、サーファーズハウスならブルー×ホワイトで爽やかな雰囲気に。
北欧・ナチュラル・和風、どんなスタイルにも合わせやすいグリーンに、空間の引き締め効果を期待できるブラック。
我が家も以前はブラックのラグを敷いていました。
現在は淡いブルー系なのですが、やはりブラックのほうが引き締まりますね。
子どもが汚してくれるので、今はこの洗えるラグを使ってます。
まだ一度も洗ったことないんですけどね。
洗えるラグに変えた途端、なぜか汚さなくなりました。
息子よ頼む、もっと派手に汚してくれ…

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