一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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湿度の高い季節になってきましたね。
先日無垢材について書きましたが、床・壁・天井と板張りだらけの我が家ではそこそこ調湿してくれてるのかな?といった印象です。
外の湿度が90%近くでも、室内は60%前後(窓閉めてエアコン停止状態)だったりとなかなか快適。
※追記
無垢材の調湿効果は以下の記事で訂正しています
無垢材といっても種類は様々で、調湿を期待するなら広葉樹よりも針葉樹。
広葉樹はオーク、ウォールナット、チークなど硬くて重い高級な木材が多いのですが、調湿効果だけ見ると針葉樹には劣ってしまいます。
ちなみにうちは天井・壁は杉、床はパインなので針葉樹だらけ。
そのかわり家具はチークやオークなど多めに使ってます。
天井は無塗装で床はオイル系塗装ですが、壁はホワイト塗装で塗膜が出来ているの調湿効果はあまり期待できませんね。
無垢材じゃなくて三層のフローリングでも調湿してくれますが、表面をウレタンなどコーディングしているとダメです。
我が家の失敗点。
LDK・玄関ホールなどは天井も壁も板張りなのですが、寝室や洗面所をクロス多めにしたのが良くなかった…
湿度高めになりそうな空間ほど無垢材を使うべきでしたね;
寝室はLDKと比べても常に5~10%くらい湿度が高いです。
板張りの調湿効果を過小評価してました。
よってこれから言えることは、床が無垢材なだけでは調湿効果はあまり期待できないということです。
広葉樹なら尚更ですね。
「無垢材の床は調湿してくれるので快適ですよ!」
営業の言葉は鵜呑みにしないように。
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