一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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毎月恒例の電気代発表会。
では2021年2月の電気代。
2月分の使用期間は1/6~2/2までの28日間です。
560kWhで14,811円でした。
(非オール電化)
我が家の地域の1月平均気温は、なんと0.4℃
ここ数年でもかなり厳しい寒さでした。
降雪量244cmもおそらく数十年ぶり…
日照時間は53時間(東京は172時間)
1日あたり1.7時間しか太陽が出ていない(直達日射がない)ということです。
日本海側雪国の過酷さよ…
そしてこの日照時間の短さが暖房負荷を高めます。
太平洋側などは日照時間も長いため、窓から太陽光を取り入れて室内を暖めるパッシブ設計が成り立つのですが、このように日照時間が短いとその効果も薄れてしまうんです。
エアコンは24時間稼働。
設定温度は24℃、就寝中&外出中は20℃に変更。
築53年ですが断熱改修を行い、UA値は4.8、C値は1.2程度になっています。
↓詳しくはこちらに↓
たくさんの方が電気代を公開していますが、ただ単純に自分の家の電気代と比べることにあまり意味はありません。
上にも書いた通り、平均気温や日照時間の差、家の大きさや性能、暖房方法、生活スタイルなど様々な条件によって電気代は大きく変わってきますので。
我が家は築50年越えの住宅をリノベしてますが、これくらいの性能まで上げれば雪国でもこれくらいの電気代に収まりますよ、というのがリノベを考えている方の参考になればと思います。
とりあえず早く暖かくなってほしいですね(笑)
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