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一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
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ログパネルという板材を全面に張っています。
その名の通り、ログハウスようなテイストになりますね。
無塗装なので年月の経過とともに、色合いが変化し味わいが増していきます。
これが無塗装の醍醐味でもあります。
今回は板張りの内装、その中でも横張りをピックアップしてみます。
1枚目と同じログパネルです。
ただここは無塗装ではなく、グレー系の塗装をかけています。
同じ材料でも雰囲気はガラッと変わりますよね。
板張りの壁は、塗装で表情が180度変わります。
こちらはブラウン系の塗装。ログパネルではなく杉材です。
これくらいの濃さにすると、日焼けによる板材の変色は分かりにくいですね。
無塗装でじっくり経年変化を味わいたい人にはオススメしませんが、新築時にインテリアスタイルを完成させたい場合には塗装は必須。
ちなみに両脇は同じ材料を縦張りしています。
部分的に張り分けるのも空間に動きが出て楽しいです。
最後はホワイト塗装。3枚目と同じ杉材。
木目が若干残る程度に仕上げているので、板張りの雰囲気も感じられます。
もうここまで来ると、ログハウス感は全くないですよね。
板張りを塗装することによるデメリットもあります。
例えば木材の調湿効果が落ちること。
「木材は呼吸しています、木材は生きてるのです」とたまに聞きますが…
木は伐採された時点で死んでいます(笑)
とはいえ調湿(呼吸?)しているのは確かですね。
今回は板材の横張りについて書いてみました。
【まとめ】
・ 無塗装だとログハウステイスト(山小屋風)になりやすい。
・ 塗装で調湿効果が落ちてしまう。
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