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一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
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最近メディアなどでもよく取り上げられる事故物件。
不動産情報サイトを見ていると、明らかに相場よりも安い物件が稀にあります。
先日、お客さんが
「いい土地見つけました!一緒に見に行ってもらえませんか?」と、興奮しながら電話をかけてきました。
もう何ヶ月も土地を探している方で、ようやくお目当ての場所で見つかったとのことでした。
「しかも周辺相場よりも5割近く安いんです!」
これを聞いて、ワケあり物件であることはほぼ確定。
こういう場合、事故物件じゃないにしても、何かしら不動産の価値を下げてる原因があるはずです。
「安いんですけど、ちょっと事故があったみたいですね」
ほらきた!
やはり事故物件でした…
仲介している不動産屋いわく、一人暮らししていた方が孤独死されたとのこと。
「でもそういうの気にしないんで!明日一緒に見に行ってください!」
たしかに孤独死なら事件とかじゃないし…
気にしない人は気にしないのか…
そして翌日
先入観というやつでしょうか。
その物件だけ周囲の建物よりドンヨリして見えます…
「さすがにリノベは嫌ですけど、建物解体して更地にしたら全く問題ないですね!」
新築希望のお客さんは実物を見て俄然乗り気。
すぐさま不動産屋に申し込みの電話をかけました。
しかし、
なんとすでに申込みが入ってるとのこと…
わずか数時間の差で間に合いませんでした。
事故物件前で膝から崩れ落ちるお客さん…
「で、でもこれで呪われることも無くなったし、結果オーライですよ!」
謎の慰めの言葉をかけるので精一杯の私。
それにしても破格だとはいえ、こんなにもすぐ売れてしまうんですね。
不動産情報サイトにアップされて、たった2日で決まってしまいました。
みなさん、
事故物件で悩んでたら即決しましょうね。
事故物件は恐くない!
ほんとに恐いのは隣人です…
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