ご覧いただきありがとうございます。
一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
自己紹介はこちらから
「す、すみませんでした!」
「はあ?なんで天板だけ?普通は全部交換じゃないの??」
「いえ、傷付いてるのは天板だけなので…」
「だめだ、全部交換!」
現在新築工事をしている隣りの現場から聞こえてきた会話。
お隣も新築工事中で、どうやら施主と現場監督がもめているようです。
会話の内容から、キッチンの天板が傷付いてるのを見つけた施主が、現場監督にブチギレてる感じ。
そして傷付いた天板だけじゃなくて、
キッチン丸ごと換えろと要求。
隣りまではっきりと会話が聞こえてくるので、相当大きな声ですよね。笑
そして一方的に施主が怒鳴って、現場監督はとにかく謝っているような構図。
しかもこの罵声浴びせはこの日だけじゃないとのこと・・・
うちの現場の大工が
「ああ~昨日もなんだかもめてたね~監督さんかわいいそうに泣いてるように見えたよ。
」と、施主は来る度に現場監督に怒鳴っているらしいです。
詳しい経緯は知りませんが、
「そこまで怒ることかな?」というのが率直な感想です。
うちだってキッチンの天板をたまーーに傷付けますよ。
人間だもの。笑
その時はもちろん施主さんに謝って、天板だけ交換します。
施主さんもまず怒りなんてしないし、怒鳴るなんてありえない。
ましてやキッチン丸ごと交換させるなんて、考えられない。
たしかにミスをしたのは住宅会社(最初から傷物だったかもしれない)ですけど、それに付け込んで意味もなく不要な工事まで要求するのは、やり過ぎ。
現場監督、大工、業者だって人間です。
そんな態度を取る施主に対して「いい家を作ってあげよう」という気持ちが薄れるのは必然です。
それに家が完成してからも住宅会社との付き合いは続きます。
自ら関係を悪化させて得することは、何一つありません。
関連人気記事
ランキング参加しました。応援よろしくお願いします。