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一級建築士である私自ら設計&デザインした物件について書いてます。
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一言にヴィンテージインテリアといっても、アメリカンなのかヨーロピアンなのか、はたまた北欧ヴィンテージなのか、種類は様々。
その中でもアメリカンヴィンテージをご紹介。
とは言っても今回の物件は、アメリカン要素控えめです。
ご主人は思いっきりヴィンテージスタイルにしたいけど、奥さんはそこまでしたくない。
もめにもめて、夫婦喧嘩一歩手前まで・・・
たまにある光景ですが、そんな時の落としどころになるちょうどいいヴィンテージ感ですので、是非ご参考に。笑
まずはこちら。
床はパイン材を塗装し、壁は杉板のホワイト塗装。
建具や構造材などは、やや赤みの強いダークブラウン。
ドアに色を付けてますが、彩度を落としてるので主張も控えめです。
ヴィンテージテイストを突き詰めていくと、「ヴィンテージ感のない箇所」がとても気になってきます。
例えば、集成材で作ったカウンターや棚板、キレイすぎる床材、ビニールクロス。
クロスにエイジング塗装をかけることはさすがに難しいですが、カウンターや床材(無垢)は塗装で雰囲気を合わせたいですね。
ダイニングで使った照明がこちら。
なかなかハードなアンティーク加工されています。
やはりこのような古材のダイニングテーブルが似合いますね。
足元の棚板がカフェテーブルのようで、あまり見ないデザイン。
価格もリーズナブルです。
続いての物件はこちら。
アメリカンスタイルの定番、カリフォルニア州旗。
この熊はカリフォルニア・グリズリーというそうで、残念ながら現在は絶滅してるとのこと。
鮭をくわえた木彫りの熊もいいですが、アメリカ好きはこっちなんですよ。
梁を見てもらうと分かるように、エイジング塗装を施しています。
細かい部分ですが、けっこう目につくところなので大事な作業です。
本革ソファも新品よりも、中古の少しくたびれたようなものが合いますね。
シャンデリアと聞くと煌びやかで豪華なイメージがあると思いますが、案外使いやすくてガラッと部屋の雰囲気を変えてくれるのでオススメ。
ちなみに自宅では、このシンプルなシャンデリアを使ってます。
付属の電球は思った以上に小ぶりだったので、交換してボリュームアップ。
最後はこちら。
ヴィンテージ感はかなり抑え目。
先ほどと違って、梁も無塗装です。
時間が経てば自然に日焼けして、5年後くらいにはもっと良い感じになってるはず。
木だらけの空間に、ポツンと樹脂のチェアがあるのも遊び心があっていいですよね。
ミッドセンチュリー感が増します。
アメリカの学校などで定番とのこと。
人気商品で常に在庫品薄。
写真左下に写ってる電気ストーブはこれ。
絶妙なレトロデザインがとにかくかわいい。
インテリアとしての電気ストーブなら、このようにデザインで選ぶのもありです。
ただ実用的な暖房器具として使うなら、断然アラジンのグラファイトヒーターをおススメします。
電気代は一般的な電気ストーブの半分以下で、同等の暖かさです。
以下の記事にも詳しく書いてますので、よかったらご覧ください。
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