学校教育ってなんだろう | めんどくさいが口癖のアラフォーママの子育て

めんどくさいが口癖のアラフォーママの子育て

まさにのび太とクレヨンしんちゃんのような姉妹を育てながら、保健室の先生になることを夢見つつ奮闘中の子育て日記と、性教育の話。

今日はただのつぶやきですニコニコ

先日は、とてもショックで悲しい事件が起きました。

 

 

毎日のように受け入れがたい悲惨なニュースが流れている、、、

今までは加害者に対して、

なんで?!許せない。という怒りの感情しかわきませんでした。

 

 

でも性教育を学び、

どうしたら自分や家族やわが子の心を、

愛と感謝で満たせるのか、

言葉や態度で、たっぷりの愛を伝えることができるのか、

 

 

 

生きていくために必要な“生(性)教育”を学び、実践しはじめてから、

わが子が、マイノリティーであり社会的弱者という立場になって

様々なことを学び始めてから、

 

 

 

ただ単に怒りという感情だけで終わるのではなく、

加害者の過ごしてきた人生や、

環境を想像するようになりました。

 

 

 

犯罪は絶対に許してはならない。

だけれども、それを責めているだけでは

いい方向には向かわない。

何ごとにおいても、

その人には人なりの理由があるのは、理解できるようになってきました。

 

 

 

じゃあ、わたしにできることは何か。

すべての人の心が

愛と感謝で満たされたなら、

自分の人生を自分軸で生きていたなら、

誰かを不幸にさせるようなことをしなくてすむではないだろうか。

 

 

 

やっぱり、その人の価値観が形成される

義務教育期間はとても重要だろう。

たとえ家庭が機能しなくとも、

学校が第2の家庭となり、砦となり、こどもたちを守ることができたら。

地域全体で、こどもたちを見守り、育てることができたら。

社会全体で、こどもたちを見守り、温かいまなざしを向けることができたら。

 

 

 

毎回、選挙に投票しに行きはするものの、

わたしは政治のことも、国会の仕組みだとか、

小学生が学んでいる三権分立すらよくわからない。

 

 

 

子育てのことだって、今も手探り状態。

自分なんて母親失格だ、わたしがお母さんじゃなければこの子は幸せだったのに。と思ったこともあった。

虐待のニュースが流れるたびに、自分もいつかこうなるんじゃないかドキッとした。

 

 

 

結婚するまで料理もろくにつくったことがなかったし、

家計のやりくりの仕方もわからない。

年金、保険や投資だってよくわからない。

 

 

小、中、高、風邪の時以外は欠席することなく真面目に通い、

大学なんて2回目で、

むりろ人より多く学生時代を過ごしているくらいなのに、

 

 

 

大人になって、家庭をもち、生活していくために大事なことが、

なにひとつ、きちんとわかってない気がする。

 

 

 

学校ってなんなのかな。

計算なんか電卓があればできるし、

漢字だって大人になってから書くことなんてほとんどない。

読めさえすればなんとかなる。

 

 

 

一生懸命、覚えさせられた地図記号や都道府県なんて

別に地図を見ればわかるし、

なんなら地図を見ないと未だに

どこにどの県があるのかよくわからない。

 

 

将来、家庭をもつかどうかは置いておいて、

高校も通学、通信とかさまざまな形態を選び、無償で受けることができて、

子育てのこと

性教育(命の大切さや自分の心と身体を大切にする方法)

人権のこと

お金のこと

選挙に投票するということ

年金、保険のこと

福祉のこと

料理・洗濯などの家事や片付けのこと

困ったら、具体的にどこに相談すればいいのか

 

 

学校に行っても行かなくても

すべての子どもたちが生きていく上で本当に大切なことを

身につくように学ぶことができたらいいのに。

 

 

 

一方的に知識を入れ込むのではなく、

こどものときから、民主主義の国民として

自分たちには、

学校(国)を変えるほどの力があるって実感してほしいし、

学校(国)は自分たちで作り上げるものだって知ってほしい。

 

 

みんなが自分の考えを否定されることなく、安心して自由に伝えあい

正解、不正解ではなく、

色々な人がいて色々な考え方や方法があることを

みんなで認め合えたらいいのに。

 

 

 

学校って、教育ってなんなんだろう。

そんなことをふと思った、休日の昼下がり。