父、救急車に乗る | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。



父、救急車にて入院。

厄介な難病を患っており、普段から家の中でも呼吸が荒くつらそうなのですが、夕食後に喘息の発作的なものが起こり電話で駆けつけると(奇跡的に時間休取れて家にいた)、立てない父が!
救急車を呼び、運び出されてすぐに酸素吸入。
酸素飽和度は70台で、発熱39℃。
これまた奇跡的にかかりつけの総合病院に搬送された頃には会話もできるようになっていました。
コロナの検査は陰性で、当直の先生が主治医と電話でやり取りしながら血液検査等をして頂きました。

入院が決まって移動してからもコロナ禍で病室へ入ることはできず、荷物を取りにタクシーを呼び帰宅し、ママが用意していたバッグを受け取り病院へとんぼ返り。
全て終わって帰宅したら0時を回っていました。

殿も帰宅途中に病院に寄ってくれ、再び迎えにも来たのですが、時間が読めず帰ってもらって正解でした。

救急隊員さんがかつてのクライアントさんだったこと、かかりつけ病院に搬送されたこと、救急で廊下が一杯なほど混み合っていたのに当直の先生も丁寧に診てくださったこと、主治医と繋がったこと、個室が空いていたこと(ゼイゼイするので父が気にした)、当直の看護師さんもとても優しかったこと、タクシーの運転手さんも近距離なのに「お大事に」と心配してくれたこと、翌朝外来前に主治医の診察が受けられたこと、主治医がすぐに私に電話で報告をしてくださったこと、午後追加の荷物を受け取りに入口へ来てくださった看護師さんも丁寧に父の様子を知らせてくださったこと。

いろんな幸運や親切をこの24時間で沢山頂きました。
コロナ禍で面会ができない分、看護師さんたちのお仕事は増大しているはずなのに、穏やかで笑顔なのに感動した。
コロナ禍だからの決め事なのかもしれませんが外来で忙しい中、電話で治療方向を知らせてくれる先生にも。

そして救急隊員の皆さん。
何台も救急車が到着し、同じ光景が繰り返されていました。
クライアントさんはずっと父に話し掛け続け(コロナかもしれないのに!)、共通の話題で会話する力を引き出してくれました。
救急車は慣れている私ですが、家族となると別物でした。
クライアントさんの仕事ぶりと昔と変わらない笑顔に安心を頂きました。

救急室で横たわる父に姪っ子ちゃんたちから「🎵じいじは~やさしい~だいすき~やさしい~げんきに~なってね~🎵」という謎の自作の歌が延々2分間続く音声メッセージが届いて笑えた😄

というバタバタな24時間。
これだけラッキーが重なったから、まだまだ父は大丈夫そうです。