心の赴くままに | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。

上海の友人から届いた写真。


市内の観光地、田子坊にあった人気店を閉めて、移転するとのことでした。
今日が最後の日。
これらの写真は、新店舗のものです。


観光客でひしめき賑わう田子坊の一角にある旧店舗は、そこだけ静謐なかつ温かい場所でした。
前回会ったときには、あまりに賑やかで、せわしなくて、もっと静かに仕事をしたいと言っていたけど。

新店舗は、上海の郊外のようです。
現在、準備中。
場所は「お楽しみよー。」だそうです。



可愛くて残したというランプが、新店舗を期待させます。
そもそも旧店舗も、田子坊ではなくフランス祖界のあたりに物件を探していたのですが、たまたまいい話があったから、と。
ここ5年ほどで、田子坊も、上海もあまりに変わってしまったと嘆いていました。
田子坊は、元はアーティストたちのアトリエが集まる、ちょっとヒップな場所でした。
今は、店舗が入れ替わり立ち替わり、飲食店や土産店も増え、原宿のような賑わいです。

ゆっくりゆっくり開店の準備をするわ、と友人。
店を休むおかけで日本に会いに行ける、と笑っていました。
立地次第で儲けはあるのか、と心配になりますが、ゆったり静かに心の声を聞きながら生きる彼女には、確かに田子坊は合わない気がしていました。

生き方、働き方。
かなり羨ましい。
「心の赴くままに生きよ」と言葉を送りました。
ありがとう、嬉しい、大好きよ。
と返事がありました。