上海でのホテル選び | りうりー的房間

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今回の旅の目的の一つは、歴史的建造物を見歩くことだった。
最近の上海は、古い洋館を改築してレストランやバーにする動きに拍車がかかっている。


同時に、人が居住する現役の洋館住宅が減少しているのだ。
失われつつある上海の風景を見ておきたかった。



目的に乗っ取って、ホテル選びに時間をかけた。
以前は安く泊まれた一流ホテルも、物価の上昇に伴って五星の外資ホテルに宿泊する特別な魅力がなくなった。

ならば、と、歴史的建造物を改築したホテルを四泊で三軒渡り歩くことにした。



上海の有名クラシックホテルは和平飯店や錦江飯店、オークラガーデンホテル、衡山馬勒別野飯店など少なくない。


和平飯店には3度宿泊した。
ため息の出るようなスイートルームに泊まったこともある。
最近南楼は芸術家専用のホテルになったと聞いた。
思い出深いホテルだ。


どこも大規模であり、クラシックホテルに泊まるツアーも多い。



今回は個人旅行でしか泊まれないようなホテルを厳選した。
値段と立地、規模など。

三軒とも以前上海を訪れたときにはなかった、比較的新しい開業である。
以前、端金賓館を見学し、そのあまりのクラシックさに泊まるのはちょっと怖いなと感じたこともある。
水回りの不安もある。
もう外国でのハプニングを楽しめない年齢だ。

以下三軒を順にお伝えしたい。