上海へ! | りうりー的房間

りうりー的房間

個人的、記録的、日記的、な。

前夜遅くまでパッキングに励み、
真新しいスーツケースを車に積んで家を出たのは8時半。


遅くとも12時前には成田に着くだろうと思いきや、首都高速が渋滞でまったく進まない。
渋滞が嫌でいつも海外へは早朝の便で向かうのだが、
このところの仕事による疲労を考えて、ゆっくり出発できる午後便にしたのが間違いだったか。



結局自宅を出てから4時間以上かかって空港に到着した。

駐車場は口コミで決めた「シャトルパーキング」さん。
以前使っていた駐車場を使う気に今ひとつならず、新規に探していた。
こちらは完全固定制で、キーは自分持ちであった。
感じのよい応対で、次回もこちらを使うことを決めた。


久しぶりの成田空港、久しぶりの中国国際航空、久しぶりの上海、である。
6年前に、「もう上海は、いいや」とつぶやいて帰国して以来のこと。

「もう、いいや」は、大好きだった上海がすっかり発展して様変わりしてしまったことによる。
初めての海外一人旅も上海だったし、
その後何度となく訪れた中国への出入りは常に上海だった。

留学を終えての帰国時、外灘のプロムナードを歩きながら租界時代の建物を見上げて、
「社会の一部になる!」と誓ったのだった。



しかし次に訪れた6年前には既に、中国は発展の只中にあり、
高級ホテルの建設ラッシュに続き、おしゃれなファッションストリートやモールが並び、
スタバやハーゲンダッツのカフェが満席だった。
馴染みの市場や屋台街がコンビニに変わり、街の通りから匂いが薄れた。


今回の上海行きは、弟の赴任による。
どうしても3月中に旅に出たかったのと、彼がいるうちに行きたいと考えたのと。
いつでも行ける、はいつも行けない。
エンジンがかかったので行ってしまった。

テーマは、「古き良き上海を訪ねる」に決めた。