CAFC判例紹介動画アップしました。
NexStep v Comcast Cable Com. (2024/10/24)
多数の異なる構成要素を含む2つの独立クレームにおけるクレームディファレンシエーションの主張が否定されたケースとなります。
原告は、第一審でクレームディファレンシエーション (Claim Differentiation) に基づく解釈の主張をしてなかったため、この主張を行う権利は失っていました。それにも関わらず、CAFCは、この主張について誤りであることの分析を行っています。
クレームディファレンシエーションの原則そのものを解説するためのベストな事例ではないのですが、規格用語「VoIP」の取り扱いとの関連で、原理の再確認をするために本事件を取り上げました。
動画内でも少し触れたのですが、クレームディファレンシエーションの原則に関する別の事例を今後の動画で取り上げたいと思います。
スライドのPDF版
https://drive.google.com/file/d/1MpbAi-XXJUR-Pd6IQf2RtRH49pm4hKKF/view?usp=sharing
AIPPI Japan 記事 (Kim and Stewart LLP Webサイト内)
https://kimandstewart.com/utto-inc-v-metrotech-corp-nexstep-inc-v-comcast-cable-commcns-llc/
(ダウンロードできない形式となっております。ご容赦ください)
CAFC 判決文原文
https://cafc.uscourts.gov/opinions-orders/22-1815.OPINION.10-24-2024_2408132.pdf