詳細はFederal Registerにありますが、とても長く検索もしづらいので、USPTOによる新しい料金表のページ(現行の料金表)の完成を待ちたいと思います。
IDS文献の累積数に応じてかかる費用などが新設されていますが、プロセキューションの実務をする上での判断に直接影響しそうなのは、RCEの費用改定と継続・分割・一部継続出願のサーチャージの追加でしょうか。
・RCE費用の値上げ
初回 (CFR 1.17(e)(1))
通常:$1,360 → $1,500
スモールエンティティ:$544 → $600
マイクロエンティティ:$272 → $300
2回目以降 (1.17(e)(2))
通常:$2,000 → $2,860
スモールエンティティ:$800 → $1,144
マイクロエンティティ:$400 → $572
・継続・分割、一部継続出願費用の新設
優先日から6年を超えて出願する場合の追加手数料 (1.17(w)(1))
通常:$2,700
スモールエンティティ:$1,080
マイクロエンティティ:$540
優先日から9年を超えて出願する場合の追加手数料 (1.17(w)(2))
通常:$4,000
スモールエンティティ:$1,600
マイクロエンティティ:$800
2回目のRCEの費用は、日本円にして約13万円の値上げとなります (1ドル150円計算)。
AFCP 2.0の廃止により補正機会が減ることも考慮すると、米国での最初のオフィスアクションとその応答が非常に重要になることは間違いありません。