今日のよかったこと
この週末、これまで長きにわたってお世話になった方を天国へお見送りしました。ご自分の最期について、詳細に決めて頂いていたおかげで、迷うことなく、粛々と準備を進めることができました。ご葬儀では、親しかった方々より私にまで優しい言葉を掛けて頂き、そのたびに涙があふれました。本当に素晴らしい方でした。感謝の気持ちで一杯です。
2021年5月の四国旅行記の続きです。
高松2日目、私は前々から行きたかった栗林公園へバスで向かいました。そして公園の前でバスを降りて入り口に向かうと・・・何やら取材クルーみたいな方々が。あれ?と思ってよく見ると、「臨時休園」の札が(涙)
コロナ禍でいろいろな施設が時短営業になったりしていたので、予めインターネットで情報を集めて旅行していたのですが、栗林公園はなんとこの日から急遽休園になってしまったのでした。それを地元のテレビ局が取材していた模様です。
「知らずにうっかり来てしまって残念がっている観光客」として取材されたら大変なので(笑)、わたしはさっさと退散。
はて、どうしてものか、と考えましたが、思いきって行き先を変更し、「こんぴらさん」へ行ってみることにしました。
こんぴらさんは香川の有名なお寺ですが、とにかく階段がしんどそうだったから、今回はいいかな・・・と思っていたのですが、こうなったら行くしかない!
琴電に乗って、琴平駅にやってきました。香川県の仲多度郡、という場所にあります。
琴電にもこんぴらさんのマークがついています。一見「金」に見えますが、人、長、平という字を組み合わせたマークで、「人が長く平和でいられますように」という意味がこめられているそうですよ。
おー、鳥居が見えてきました。
このころは、この先にあるこんぴらさんがどれほど大変な場所にあるかをまだ知りませんでした。
参道の賑わい。コロナ禍といえど、観光客の方はそれなりにいらっしゃいました。
さて、こんぴらさんにお参りするには、約800段もの石段を登らなければなりません。ガイドブックによれば、この杖を借りた方がよいとのこと。
この後、この杖があって本当によかった、と思うのでした。特に下るとき助かります。
まず100段。
294段。だんだんしんどくなってきます。
階段はずーっと続いているわけではなく、ところどころで平たい場所もあります。普段であれば、お年寄りや足の悪い方のために、籠もあるそうです。
街がだんだん下に。
こちらが「大門」この先が金毘羅宮の境内。
ここでまだ365段だそうで、まだ半分も来ていないんです・・・・つづく。