今日のよかったこと
急に足が痛くなり、病院に行ってみたのですが、なんでもなかったです・・・そして今は痛くない。
なんにせよ健康第一ですね。気を付けていきたいと思います。
2023年5月にボローニャでイタリア語学校に1週間入ったときのことをご紹介しています。
授業は9時から始まり、始めの2時間は文法の授業があります。
初日に入ったクラスで、若い日本人の女性に出会いました。彼女は東京芸大の声楽科を卒業し、奨学金を得て、オペラと語学の勉強のためにボローニャに来たとのこと。とっても心細かったみたいで、私が日本人と知ってとても嬉しそうにしてくれました。私も彼女をとても好きになり、滞在中はいろいろ助け合いました。私の方こそ幸運だったな。
実は初日の授業のあと、校長先生に頼んで、私たちはクラスを変更してもらいました。というのも、担当の先生が英語を多用され、おまけに「この部分を英語に訳して!」みたいな指導をされるので、なんだかなぁ・・・と思ってしまったのです。
これまでフランス人からフランス語を、イタリア人からイタリア語を学んできたけれど、入門のクラスであっても、日本語を使われることはありませんでした。よりやさしい言い回しで説明をしていただき、その言葉のシャワーを浴びながら勉強してきたので、この先生の指導方法に違和感を感じたのです。おまけにクラスのアメリカ人、イギリス人は英語で質問する始末・・・
というわけで初日のあとに校長先生に「英語を使わない先生にしてほしい」と訴え、翌日からは一つ下のA2レベルのクラスへ移動。でもこれが大正解でした。
文法を担当してくださったロベルト先生。とても優しくてカッコよくて大好きになりました。
いろいろなお話をして楽しかったなぁ~。
文法の授業を2時間受けた後は、学校の隣にあるバルへみんなで行きます。
すべてのクラスの生徒と先生が行くので、行列を作ってオーダーするのですが、バルの方々も手際がよく、ガラスのケースの中に並ぶ美味しそうなドルチェに目移りしながら待ちました。
こちらはナポリ名物、スフォリアテッラ。これがとっても美味しいのです。
クラスのみんなで同じテーブルを囲み、そこに先生も加わってくださいます。
この日はアメリカ人やドイツ人のクラスメイトと一緒に。みんなイタリア語はつたないですが、なるべくイタリア語で話すようにしていました。
カフェタイムが終わったら、1時間の会話のクラス。こちらの先生も明るくて素敵な先生でした。
時には宿題も出ましたので、下校後にお勉強。
この学校での5日間は本当に濃い経験でした。世界中から集まった様々な世代の方々と共に過ごした5日間。
私の最終日には、バルでロベルト先生が私にスプリッツ(アペロールというリキュールのカクテル)をご馳走してくださり、みんなで記念写真も撮り、とっても良い思い出ができました。
勉強は好きではないけれど、学校ってやっぱり楽しい。
5日間入ったところで、イタリア語がものすごく上達したということはないけれど、イタリアで毎日学校に通う、という経験ができたし、仲間もできたし、良い先生にも出会えて楽しかったです。
また先生にも校長先生にもお会いしたいな。いつかこの学校に帰ってきたいです。