今日のよかったこと
フランス旅から帰国して約1週間。今回は時差ボケも少なく、体調も良く、本当に良かったです。
出発便も、帰国便も、現地時間の夜発にするのが私には合っているようです。
さて1年ぶりにフランスへ行ってきました。1年ぶりの一人旅。どこへ行こうかな~、と今回はなかなかアイディアが思いつかなかったのですが、本屋さんでパラパラとガイドブックをめくっていたとき、「そうだ、アルザスへ行ってみよう」と思いつきました。
アルザスといえば、フランスの東地域。まだ行ったことのないこのアルザス・ロレーヌ地方には、ほかにどんな街があるのだろう・・・とガイドブックをめくっていたときに、「ナンシー」が近いことに気づきました。ナンシーといえばアールヌーヴォー!美しい作品を見てみたい!というわけで、旅の中心はアルザスの中心地、ストラスブールにすることにして、その後ナンシー、最後にパリ、という旅程に決めました。

日本からドバイを経由してパリへ。そしてパリからTGVで2時間。丸一日かけてやってきたストラスブール。
アパルトマンに荷物を置いて、外へ繰り出したのは土曜日の夜8時ごろです。長旅で大変だったけど、この美しい街並みを見たら、疲れが吹き飛びました。

アパルトマンのオーナーマダムから勧めてもらったお店で名物のタルトフランベを。
日本でも何度か食べたことあったのですが、現地で食べたら全然別物でした!!!本当に美味しい。

宿泊していたストラスブールから電車で30分。アルザスの美しい街として有名なコルマールへも行きました。
こちらもまた本当に可愛らしい街!驚きました!

ストラスブールに着いてすぐ、アパルトマンのオーダーマダムから連絡があり、なんとマダムの車で中世のお城へ取れて行ってくださるとのこと!フランスの田舎には車でしか行けないような美しいところがあるものの、自分は運転できないから無理、と大抵あきらめることの多い私。今回はマダムのおかげでこんなに美しい景色を観ることができました。なんという幸運!

美しいストラスブールを後にし、次に向かったのはロレーヌ地方のナンシー。
こちらは「ナンシー派美術館」。アールヌーヴォーが生まれた街で多くの作品を観られたことは本当に良い経験になりました。

こちらはアールヌーヴォーを代表する「ドーム兄弟」の作品。
世界遺産、スタニスラス広場に面したナンシー美術館の地下には、ドーム社の作品が数多く展示され、それはもう圧巻でした。

ロレーヌ地方にあるナンシー。ロレーヌ地方の名物といえば、キッシュ・ロレーヌ!
これがもう、本当に美味しい!感動するくらい美味しかったです。

そして旅の最後はパリへ。パリでは友人たちに再会。お宅に招いてもらい、楽しい楽しい宴の時間を過ごしました。
私は15年ほど前からフランス語を学んでおり、最初の8年間は飯田橋の日仏学院で勉強しました。毎週土曜日、3時間の授業、そして宿題・・・なかなか大変でした。その後は今に至るまで、月に一度、個人レッスンで学んでいます。
長くやっていてもフランス語は本当に難しい。でも、初めて電車のチケットが買えた!初めてフランス語でお店の予約が取れた!初めてお友達ができた!こんな風に少しずつ少しずつ経験を増やしてきて、今があるんだなぁ~、勉強してきてよかったなぁ~、と感じられるのは、フランスで友人たちと笑いあうとき。本当に幸せなことです。

本当に久しぶりに、トロカデロ広場へも行ってみました。初めてパリに来たとき以来です。
エッフェル塔、美しい!あー、なんて美しい場所なんだ、とあらためて感動します。
というわけで、フランス旅行記はまた詳しくお知らせしますね。