ばたばたとして忙しかった1週間。でも少しだけ落ち着きました。そしてこのばたばたの中で風邪をひいてしまったのですが、今回の風邪は軽くてすみそう。助かりました~♪
今日ご紹介するのはパルマ郊外にあるレストラン、Trattoria Antichi Saporiさんです。
1995年から続くこのレストラン。タクシーで向かっていると、「本当にこの道で大丈夫?」と不安になってしまうような真っ暗な田舎道が続きます。
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そしてこちらがレストラン。到着するとお店の周りには車がびっしり。お店の中にもお客さんがギッシリ。とても繁盛なさっている様子でした。
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あたたかい雰囲気のレストラン、テーブルには清潔なベージュのクロス。
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まずはお店の名前のついたワインを。
それではメニューをご紹介します。
スターター。
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パスタ・リゾット
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メイン
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まず私たちはスターターとして、この日の昼にも頂いて感動的に美味しかった「クラテッロ・ディ・ジベッロ」をお願いしました。すると・・・・
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なんとバターが添えられていました!
さすがにちょっと高カロリー過ぎて怖い。。。と思いましたが物は試し。
合わないわけではありませんが、やはりちょっと抵抗があったかなあ。
ちなみに麻布十番にあるあの「成城石井」が経営しているビストロへ行ったとき、やはり生ハムのバターを添える食べ方が提案されており、「本場のやり方」と書かれていました(笑)。
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そして私のパスタはこちらのトルテッリ。
イタリアの地方ではやはりその地の名物が一番おいしいように思います。
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そして旦那様がお願いした鰻のパスタ。
このお店には日本人の男性がスーシェフとして長年働いておられます。こういったメニューも彼のアイディアのようです。
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そしてメインはトリッパを。
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こちらは旦那様のメイン。
私たちが日本人と知ったマダムが、わざわざスーシェフを呼んでくださったので、少しお話をさせていただきました。確かもう長いことこちらで働いておられるというお話でしたが、日本人のまじめで出来るお料理人さんは世界中で重宝されていますね。
とても家庭的な雰囲気の良いお店でした。
帰りのタクシーの運転手さんがとても陽気な方で、片言の英語でいろんなお喋りをしました。イタリアのどこが好きかと聞かれたので、「パスタ!」と張り切ってこたえたところ、とても嬉しそうにしておられ、パスタの中では何が好きかを聞かれたので、もちろんエミリア・ロマーニャ州の名物、「タリアテッレ・アル・ラグー」(いわゆるボロネーゼ)とそこだけイタリア語で答えたところ、大うけしてくれたので満足しました。
アットホームで良いお店です。パルマからはタクシーで30分ほどかかりますが、帰りもタクシーを呼んでもらえますし心配ありません。
長年このお店で活躍され、すっかり信頼を勝ち取っている日本人スーシェフさんにすっかり感心した夜となりました。