Le Cicale in Città
http://www.le-cicale.it/ristorante/
素敵なたたずまいでした。
店内もエレガントな雰囲気でした♪
席に着くとすぐにシェフがやって来られ、ワインやお料理の説明をしてくださいました。
大柄でエネルギッシュな雰囲気。それでいてにこやかなシェフで、私はすっかり好きになってしまいました。
英語のメニューも用意されていましたよ。
白ワインとともに、ズッキーニのフリットとファリナータが出されました。
ファリナータというのはひよこ豆粉で作られているおせんべい状のおつまみです。
これもここジェノヴァのあるリグーリア州の郷土料理だそうですよ。
お隣のテーブルではエレガントなファミリーがお食事中でした♪
このズッキーニのフリットが本当に美味しくて、期待が高まりました。
パンもこんなに種類が豊富です。もちろん、リグーリア州の名物、フォカッチャもありました。
豊かですねえ。。。。
でもこれをどんどん食べてしまうと、後々苦しいことになるのでじっと我慢我慢。
そうこうしているうちに前菜が到着しました。
なんと美しいお料理でしょう!
La nostra Panzanella all'Astice(ロブスターのパンツァネッラ)
トマトとロブスターが美しく重ねられ、その上に少し酸味のあるペストソース(バジルソース)がたっぷりかかっていました。本当に美味しくて感動しました。
旦那様はパスタ+メインを選択。
Paccheri con Bottarga di Muggine su crema di Burrata
パケッリという大きな筒状のパスタ。初めて見ました!
そしてたっぷりと盛られたからすみ。とても贅沢です。
そしてこちらは私がお願いした Risotto al fondo di Vitello con concassè di Porcini。
ポルチーニのリゾットです。
やっぱり本場でいただくって最高です。
Calamaro tostato con crema di Zucchine e Guanciale
イカゲソを使ったお料理。ズッキーニのソースが美味しそうでした。
この時点で結構満腹になってしまっていましたが、せっかくなのでドルチェもいただきました。
パッションフルーツのジェラート。
パッションフルーツの酸味がたまらなく美味しかったです。
心地よいレストラン、美味しいお料理、そして和やかなサーヴィスに心地よくなった私たちはグラッパをお願いすることに。
ここでもシェフが登場し、グラッパの説明をしてくださいました。フレンドリーで熱心なシェフです。
そして信じられないことに、この盛りのよいグラッパはシェフがご馳走してくださったんです。
初めて伺ったというのに、なんと嬉しいことでしょう!
にこやかなシェフと握手を交わし、とても気分よくお店を出ました。
エレガントなお店でありながら、良いお店にしたい!というシェフの熱意が終始伝わってきて、とても素敵な良いお店でした。
このお店、できればまた行きたいなあ・・・・ジェノヴァに行くのは大変ですが、このお店に行くために行ってもいいかもしれません。