「アフターうつ」について | ふだん着のコーチング

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ふだん着のコーチングを推奨している、メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

うつ病ってなかなか治らないというイメージがあると思いますが、

実は治ってからが本当は怖い。

というお話。

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  「キングさん」ってどんな人?                                    
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うつ病というのは、再発率の高い病と言われてます。

基本、全快という言葉を使わないので、

再発というか、同じような症状を

繰り返すことは想定の範囲内です。

 

それでも、適切な治療と安静な状態が続けば、

症状はおさまります。

そして社会復帰も出来るようになります。

 

でも、実はここからが大変なんです。

 

僕が思うに、うつ病の本当に怖いところは、

それまで自分が積み重ねてきた

 

実績や

能力や

自信や

やる気や

気力を

 

根こそぎ奪っていくことです。

 

なので症状が納まっても、

 

常に不安で怖い

 

という心理状態がついてまわります。

 

そして再発するんじゃないか?という恐怖。

これもやっぱりついてまわります。

 

それくらい、何にもなくなってしまう感じなんですよね。

僕はこれを「アフターうつ」とよんでます。

 

 

うつの人の話を聞いていて、一番多いのが、

 

 

うつ病と診断されて3ヶ月くらいで復帰して、

その後しばらくしたら再発してしまった

 

 

という話。

 

そう。3ヶ月で体は回復したりします。

 

でもなくなった自信や実績というのは

簡単に戻らないんです。

 

だから復帰しても不安だらけなので、

また同じ症状を起こしてしまうんですよね。

 

そういうこともあって、

僕はなるべく半年以上休むように提案しています。

 

うつから抜け出すには、実は症状を抑えるだけでは足りなくて、

自分自身の認知の仕方や、行動プロセスの作り方を

変えていく必要があります。

 

認知行動療法が有効と言われるのもこの部分があるからですね。

ただ、やっぱり身体症状が取れてからの方がいいんじゃないかな?

 

コーチングもそうで、身体症状をチェックしながら

対応していく必要があります。

身体症状が出ているときに、

何か変えようとするのは、良くない。

またよしんば、コーチングしてて身体症状が納まっても

そこから更に半年くらいは経過観察した方がいい。

 

コーチとして、うつ傾向の人に向き合うときには、

こういうことを知っていないとまずいと思います。

 


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