すべては頭の中にある | ふだん着のコーチング

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ふだん着のコーチングを推奨している、メンタルコーチ&公認心理師の川本です。2019年扶桑社様より『1日3分でうつをやめる。』を出版しました。
このブログではメンタルへルスやコーチングビジネスに関する情報をお届けしています。よろしくお願いします。

NLPを学んで
ほんと役に立ったことはたくさんあるんだけど
その中でも

「これが一番役に立った!」

と思っていることは、

人の認知プロセスのお話。


僕たちは外の世界を認知するために

必ず五感を使わなければ認知できません。

例えば目の前にリンゴがあったとしたら

目で見たり、触ったり、匂いを嗅いだり、食べたりして

はじめて「リンゴ」の存在に気付きます。


でも五感で感じることは

リンゴの形や色や匂いや味や手触りなので

まだここで「リンゴ」という言葉は出てきません。


そこでこの五感で感じた情報を元に

脳のデータベースにアクセスして

過去の経験や知識から

「リンゴ」という言葉が生まれ、そこで認知されます。


ということはね。

僕たちが普段見聞きしたり感じたりしてることは

現実的にそこにあるというよりも


自分の頭の中の世界


と考える方が正しかったりするわけなんです。


でね、これを応用すると

「嫌な人」というのがいるじゃないですか。

これはその人の姿を見て、声を聞いて、雰囲気を感じて

そしてその情報を元に脳に参照して

過去の経験や知識から


「この人は嫌な人」


という認知につながるわけなんですよ。

そーなんです。

「嫌な人」がほんとにいるわけではなく、

「嫌な人と認知した自分」がいるわけ。

世界はすべて頭の中にあるんです。



ということはですね

不都合なことがあってもそれは頭の中のことだから

自分で書き換えても構わない

ということになるわけです。

NLPではこういう原理を使って

心の状態や行動を変化させていきます。

詳しくはまたの機会にね。(^-^)







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