店長(エリア長)・主任がやらかす不正について④ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

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大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、主任がやらかす不正の1つとして、金庫金(準備金)や売上げからの窃盗の話でした。

その続きです。


最後に、エリア長クラスがやらかす不正として囁かれていたのは、

メーカーからのキックバックです。

これは遊技台の割引価格を少し抑えて、その割引分を(エリア長に)お金を渡す(キックバックされる)というものです。

ただ、これらは噂(陰口)で言われたりしていましたが、解雇処分された人は知っている限り、いなかったです。

なお、限りなく怪しいエリア長は、11年の間に2人いて、数年後に自主退職で辞めました。


ちなみに、自分がいた会社では、店長クラスだと、店単位の導入交渉しか出来ないこともあって、キックバックをもらっていた店長はいなかったと思います。
(交渉できる台数が少ないので、割引価格を抑えたら本社にバレます)

ただ、キックバックではないですが、メーカーの担当者から千円程度の食事は奢ってもらった事もありますし、機械を入れてあげるから、「遊技台の販促品をいっぱい持ってきて!」という交渉は、よくやってました。

特に、ツノッチのドル箱は、ジャグラーシリーズを導入する度に交渉して、合計80箱+αもらいました。
(80箱はお店で使って、+α分は忘年会の景品や、優秀なスタッフにあげました)

ツノッチドル箱

ひとまず、別業界に転職して思うことは、パチンコ店は、直接、お金に関わる機会が多いこともあり、不正をしてしまう人は多かったように思います。

あと少しだけ続きます。


[ 補足 ]
遊技台の導入は、店舗で導入する場合と、エリア長や本社経由で導入するパターンの2つありました。

エリア長や本社経由で導入するパターンは、どの店舗も導入するようなビッグタイトルで、枠がリサイクルできるパターンです。

つまり、ベニヤのみの購入と、本体(ベニヤ+台枠)の購入では価格が変わるので、それを調整する為に本社で導入(交渉)する事が多かったです。

裏を返せば、上記のパターンに当てはまらないパターンのエリア長命令の導入は、キックバックかもしれないと疑ってました。


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