店長(エリア長)・主任がやらかす不正について③ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

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大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、店長がやらかす不正の1つとして、お客様が忘れていった玉(メダル)を自分の懐に入れるといった話でした。

その続きです。


あと、主任がやらかす不正として多かったのは、金庫金(準備金)や売上げからの窃盗です。

窃盗

これは、お店の規模によって違ってきますが、自分が勤めていた会社では、基本的に金庫の管理は主任がすることが多かったです。
(店長クラスは、調整をしています)

では、どういった不正が多かったかというと、

売上から少しだけお金を抜いたり(500~1,000円程度)、店内に落ちていたお金(拾い金)を自分の懐に入れるといった手口が多かったです。

この場合、節度を超えなければ、バレることは少ないですが、金庫室には監視カメラが付いているので、司令室のモニターで犯行をリアルタイムでアルバイトに見られた主任がいました。


その他、準備金の札束や、硬貨が入った袋から、いくらかのお金を抜くというのもありました。

金庫には、万が一のために保管している札束や硬貨があり、基本的にそれらのお金は普段は使わないので、毎日、計数したりしません。

その為、そこからお金を抜いたとしても、すぐには発覚しないので、犯人が見つかりにくいというわけです。

とは言え、金庫金を触れるのは、限られたメンバーのうえ、金庫室は録画されているので、2回やったらまずバレます。
(犯人捜しは大変なので、1万程度なら自分たちで補填してました。頻繁に起こらない限り、調査しなかったです)

なお、自店ではないですが、一番、面白かったというか、馬鹿だなと思ったのは、

500円硬貨が500枚入っている袋の中身を、すべてスロットのメダルに入れ替えた奴がいました。

準備金は、毎日、計数しないとは言っても、月1回はチェックをする事になっていたので、その時に発覚。

録画データを確認して、入れ替えた主任はすぐに解雇されました。
(盗んだお金は弁償したこともあり、懲戒解雇は免れてます)


何故、バレないと思ったのか不思議なのですが、

その店の副店長に話を聞いたところ、パチンコ(スロット)で負けてしまったのを嫁さんにバレないように、消費者金融から借金。

その借金を、パチンコ(スロット)で返そうとして撃沈。

そして、それが嫁さんにバレて、離婚を突きつけられて、精神的に病んでいたとの事でした。

ギャンブルは精神的余裕がないと負けてしまうモノなので、ギャンブルで借金をした時点で、勝ち組にはなれないと思ってます。

続く・・・。

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