パチンコの釘調整について ⑩ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

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大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、遊技釘(いのち釘)が折れた際に、新しい釘に打ち直した遊技台は甘くなりやすいこと。

特に、左右で釘の長さが違った場合、1,000円スタートで1~2回転ぐらいプラスになる事を書きました。

その続きです。


会社や店長の方針によりますが、釘調整は担当性になっていることがあります。

例えば、

・新台やメイン機種、羽根物、4パチ・・・店長

・羽モノ以外の1パチ(などの低貸し玉)・・・副店長

・回収が終わった遊技台・・・主任

といった感じです。


この担当制は、(店側にとって)結構トラブルが起きやすいです。



実際にあった出来事で多かったのは、

主任が(イベントの次の日の)担当島の調整を忘れて、釘がガバガバだったり、釘をいじりすぎて"グルグル"にしてしまったりと、主任の失敗談が多かったです。

(自分が勤めていた会社では、リーダー以上がミスをした場合、始末書を書かされて、その始末書を全店で共有していたので、他の店舗の情報が入ってきました)

何故、主任に失敗が多いのかというと、一概には言えないのですが、

主任という業務は金銭管理、スロットの設定打ち替え、一般社員がおこなった閉店作業のチェックなど、マルチタスクになりやすい傾向にあるので、ミスが多くなってしまうのだと思います。

自分も主任時代は、月300~400時間は普通に働いていました。

つまり、主任やリーダーが釘調整を担当している島があったら、狙い目かもしれないという事です。


あと、

副店長(主任)店長

という形で、その店舗で昇進(前の店長は異動)した場合、調整が甘くなる事が多いです。

特に、羽根モノは、程々に開けるというのが結構難しいこともあって、新米店長は開けすぎる傾向にあります。

その為、新店長が誕生したすぐ後のイベント(新台入替等)は、羽根モノを狙ってみてもいいかもしれません

以上、釘調整に関しては、ひとまず終わりにします。


[ 補足 ]
パチンコ必勝ガイドなどの攻略雑誌には書かれない内容を書こうと思ったので、実際の盤面の釘に→(矢印)を引いて、プラス調整、マイナス調整という内容は書きませんでした。

そういった内容を期待していた方がいましたら、ゴメンナサイ。


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