パチンコの釘調整について ⑦ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

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大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、"上げ釘"の場合は、死に玉となり、遊技釘に絡みやすいこと。

一方、"下げ釘"の場合は、生き玉となり、前方に滑るように落ちていくので、遊技釘に絡みにくいということを書きました。

その続きです。

前回でも触れた通り、プラス調整となるのは、遊技釘に絡みやすくなる"上げ釘"です。

ただ、例外があって、"下げ釘"の方が相性がいいゲージ(釘)もあります。

それは、天などにワープがある場合や、一部の羽モノです。


(古いですが)大海物語M56は天狙いが有効でした・・・。

何故なら、遊技釘の影響をあまり受けずに、玉が滑るように落ちていくので、玉が吸い込まれるように入る場合があるからです。

ただし、"下げ釘"はマイナス調整なので、打ち方やゲージの相性など、条件があった場合に限るので過度な期待はできませんが・・・、

少し怪しいと思ったら、チョロ打ちぶっ込み狙い(通常)、天狙い右打ちなどを試してみる事で、思いの外、スタートが回るようになったり、羽根が玉を拾ったりするかもしれません・・・。

続く・・・(と思う)。


[ 補足 ]

自分の勤めていた会社では、

通常、盤面の釘は3度で調整でした。

台のスペックや、ゲージが辛い場合は5度調整(高尾の遊技台は辛いので、ほぼ5度調整でした)。

スペックやゲージが甘すぎる台は、1、5度調整。

羽モノも3度で叩く事が多かったです。

※一度、一定の角度に調整した後、ゲージに合わせて叩き直すので、必ず調整した角度になるわけではないです。