パチンコの釘調整について ⑥ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、(自分の思い込みですが)食事休憩から帰ってきたら、遊技台の傾斜が変更されたと思われる出来事を書きました。

その続きというか、釘調整の話に戻ります。


ご存じの方も多いと思いますが、盤面に打たれている遊技釘は、垂直(0度)ではなく▲3~5度の範囲で角度がついている事が多いです。

これは、"上げ釘"、"下げ釘"とか言われていて、ゲージや遊技台の回転数などにも大きな影響を及ぼします。

一般的に、上げ釘の場合、遊技玉は盤面に跳ね返される為、パチンコ玉の速度が減少します。

死に玉

玉の速度が減速する為、玉は遊技釘に絡みやすくなります。

これを、(玉の速度が減少するので)"死に玉"と言います。


一方、下げ釘の場合、遊技玉はガラス面に跳ね返されます。

生き玉

ガラス面に当たった玉は、前方に滑るように落ちていくので、遊技釘の絡みが悪くなります。

これを、(速度が減速しないので)"生き玉"と言います。

ちなみに、どちらの釘の方がスタートがよく回るかというと、上げ釘の"死に玉"です。

つまり、"死に玉"になった方が、お客様的にはプラスになるという事です。

結構、逆の意味(死に玉はダメだ)で使われてしまう事があるので注意です。
(今、この言葉を使っている人がいるかはわかりませんが・・・)

もちろん、回転数のムラが出やすいのも、下げ釘の"生き玉"の方になります。

続く・・・。

暇つぶしになった、面白かったな・・・と思ったら、"ポチッ"と応援お願いしますビックリマーク
↓↓↓

パチンコ・パチスロランキング