パチンコの釘調整について ③ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

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大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、経験上、0.75mm以上の調整をした場合、釘には元(の位置)に戻ろうという力が働くので、13mm→12mmといった、一気に"いのち釘"を閉めるような調整は、釘が開きやすいといった話でした。

その続きです。


自分を育ててくれた上司から、

そこで調整するな!

と言われていたので、自分はあまり調整する事はなかったのですが、

結構、こまめに調整される事が多いのが、"ジャンプ釘(誘導釘)"です。


※昔はテレビなどの特集でも(業界情報として)紹介される事も多かったです。
(映像では、"ステップ釘"と呼ばれてます)



上記の映像の通り、基本的に、ジャンプ釘は角度を上げるとプラス調整になり、下げるとマイナス調整になります。

ただ、必ずしも、その法則に当てはまるわけではなく、

道釘ジャンプ釘いのち釘

というパチンコ玉の通り道が、なだらかである方が大事だったりします。

つまり、下図のような調整にした場合、ジャンプ釘をあげてもプラス調整にはならないという事です。

釘調整

ちなみに、何故、上司がジャンプ釘での調整を禁止していたかというと、

ジャンプ釘をいじりすぎると、玉が当たる衝撃で、下げ釘になりやすくなる

ジャンプ釘は、道釘、いのち釘とのバランスで成り立っているので、管理しづらい
(機種によって、道釘の作りはバラバラなので、3度上げれば必ずプラス調整になるわけではないということ)


からです。

続く。

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