不景気になると窃盗等の犯罪が増えるので防犯に注意! | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

2008年、リーマンショックが起こりました。

ある製造業の大手メーカーは、従業員が数千人規模で働いていましたが、生産する量を減らす必要がある為、多くの期間工の更新を打ち切りました。

そして、自分が勤めていた企業のグループ店は、その工場がある市に店舗を構えていたのですが、ある日を境に、その店舗では毎日の様に、不正(ゴト・窃盗等)が起こるようになりました。

捕まえることができた人を問いただしてみると、

みんな、この大手メーカーの派遣切りにあった元従業員でした。

その店舗の店長は、4人目を捕まえたときに流石に切れて、その大手メーカーに電話をして文句を言いました

すると、その大手メーカーの責任者の方がお店に謝罪にやってきました。

その責任者は、

「(仕方なく)派遣切りをしてしまった元従業員が、あちこちで盗みなどの犯罪をしてしまい申し訳ありません。

と謝ってきたそうです。

つまり、派遣切りにあった元従業員で外国籍だった人は頼るところがなく生活が困窮したので、窃盗などの犯罪に手を染めてしまい、あちこちから、その大手メーカーにクレームが入ったのです。

窃盗

そして、その後もしばらくは、その元従業員たちは窃盗を続け、その店で捕まえた元従業員は10人近くに上り、その度に、そのメーカーの責任者に連絡をして引き取ってもらいました。

(警察に引き渡すと、調書を作る為に警察署に行かなければならないので、メーカーに引き渡しました)


さて、コロナウイルス(武漢肺炎)の影響で、群馬県太田市にあるスバル工場を始め、多くの工場が生産ラインの停止を余儀なくされています。

そして、解雇、雇い止めも発生しています。

経済が止まると、犯罪が増えるのはもうどうしようもありません。

特に外国籍の方は、日本語が読めない場合もあって、支援制度などが理解できず、自暴自棄になったりします。


自分がいた会社では、上記の教訓を得て、役職者(主任以上)には、帰宅時に防犯ブザーを持ち歩くように義務づけられました。

残念なことですが、パチンコ店はお金が絡んでいるだけに犯罪も多いです。

特に景品交換所は、目立たないところにあるパチンコ店も多く、狙われやすいです。

世の中が混乱し始めている今、注意しておいて損をすることはないと思います。