パチンコ店 戦略 ③ | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、閑散店に異動した時に、SWOT分析(スウォット分析)では、自店の"強み"が見つけられずに使いこなせなかったこと。

また、新たな分析方法として、コトラーの競争地位4類型を教えてもらったことを話しました。

その続きです。


新たに教えてもらった、コトラーの競争地位4類型ですが、これは使いこなすことが出来ませんでした。

使いこなすことができずに諦める

何故なら、自店のポジションがわかっても、するべき施策が思いつかなかったからです。

新台入替をする予算もないし、ゲリラ戦(シークレットイベント)をするにしても、イベントに対して非常に厳しい地域(管轄)だったので、他店との差別化を図る施策を思いつくことができませんでした。
(チラシは、"新台入替以外は入れてはいけない"という制限もありました)


ただ、元々が低調な稼働だったこともあり、異動してから、稼働はあがっていました。

しかし、本社が納得できる数値ではなかった為、パチンココンサルタントが本社より派遣されてきました。

そのコンサルタントから、指摘(指導)を受けたことは、

競合店の"強み"を分析して、それを真似していくこと

自店の"弱み"や、自店ができていないことをあげ、それを克服していくこと

自店の客層と似通っているお店を1つ絞り、それを真似すること

・(東日本大震災の影響もあって)島の紙幣搬送の一部、外の照明の一部が点かないなど、不具合が多いので直すこと

でした。

この指摘(指導)は、

「非常に参考に・・・・・・」


「なるか~~っ!」

怒


「そんな事、言われんでもわかっとるわ!」

と、怒りたい気持ちを抑えつつ、

予算もないし、人的リソースもない、管轄の警察、組合は異様に厳しいのに、どうしたらいいのか?」と尋ねました。

そこで言われたことは、

あなたのやり切る覚悟が足りないからです!

という精神論でした・・・。


自分はこの件以来、パチンココンサルタントというものを信用しなくなりました。

続く。

(次回から、低予算で巻き返した方法について書きます)

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