その続きです。
地域一番店(人気店)にいた時には、(自分では)上手く活用できていたと思っていたSWOT分析が、閑散店へ異動した途端、活用できなくなりました。
というのも、
SWOT分析でいうところの、強み(Strength)が分析できなかったのです。

異動した店舗は、東日本大震災の影響もあって、島が微妙に歪んでしまっている状態だったし、もちろん、それを修繕する費用もなければ、新台の予算もありません。
その為、弱み(Weakness)はあっても、強み(Strength)が見つからなかったのです。
もちろん、無理やり見つければありましたが、
その無理やり見つけたものを"強み"として伸ばしていくというのは、違うような気がしてました。
そんな悩みを抱えたまま、3ヶ月経過したところで、恒例の外部講師を招く勉強会が開催されました。

そこで、新しく教えてもらったのが、コトラーの競争地位4類型です。
これも有名な分類方法なので、知っている方もいるかと思いますが、
企業の類型を、リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャーという4類型の競争地位に分類するというものです。
例えばですが、
業界トップの"マルハン"が、リーダー
業界2位の"ダイナム"が、チャレンジャー
リーダー、チャレンジャーがあまり興味を持たない分野に経営資源を投下して成功しているのがニッチャー。
(具体的には、複合型のパチンコ店なんか近いと思います。ただ、マルハンも複合型には力を入れてますが・・・)
そして、フォロワーというのが、リーダーやチャレンジャーが成功した路線を模倣しているお店です。
(具体的には、ガイアとか、地方にある似たようなパチンコ店が近いと思います)
その講師からは、自分の店はその地域内で言えば、リーダーやチャレンジャーになれていないので、"ニッチャー"として戦略を立てていくべきだと指導を受けました。
ちなみに、このアドバイスは、あまり(自分には)効果はなかったのですが・・・、
続きます。