その為に、通常時の賞球(BY)をなるべくカットする為に、腰折り(こしおり)という調整をしていたことを書きました。

<※釘を一定間隔にすることで、ポケットに入りにくくします>
今回は、腰折り(こしおり)に関して、少し補足です。
腰折り(こしおり)は、どの台にもするわけではありません。
例えば、新台検査の時は、なるべく釘をまっさらな状態にして検査を受けるので、調整はなるべくシンプルにしてました(腰折りした釘で検査を受ける勇気はなかったです)。
なお、余談ですが・・・、
メーカーから台が納品されたままの釘の状態だと、遊技をするのが難しいです。
何故なら、品質(釘の状態)が本当にバラバラだし、そのままでは玉が詰まって遊技すらできないこともあるので・・・。
だから、(釘をいじってはいけないという)法律を守るのは不可能ではないかと思います。
・・・余談終わり。

その為、腰折り(こしおり)するのは、新台入替が終わった後です。
また、腰を折ってしまうと、釘を完全に真っ直ぐの状態には戻せない為、予めグループ店に移動が決まっているような台は調整しませんでした。
他にも、寿命が短そうな台なども面倒なので、調整しませんでした。
要は、海物語や、仕事人、花の慶次、エヴァなどの人気機種に対してのみ、調整してました。
なお、京楽はステージ(役物)が甘いうえ、ステージ上から玉が落ちるのにも時間がかかり、さらに演出が長すぎるので、ポケットだけではなく、ワープの部分も腰折りをしていた機種もありました(特に、仕事人シリーズは総じて甘かった)。
次回に続く。