パチンコ 調整方法 ② | 元パチンコ店長が語る「業界話」

元パチンコ店長が語る「業界話」

パチンコは立派なエンタメ企業!
大手パチンコ店勤務、業界歴11年の元パチンコ店長が語る業界の話について。

前回は、機種ごとに調整の差はあっても、同じ機種内で調整の差はないこと。

その為、釘を見る場合は、機種ごとに釘を見比べるといいということを書きました。

その続きです。

命釘

さて、パチンコの調整方法ですが、スロットの設定と違って、自分は繁盛店でも、不人気店でもそんなに調整方法は変えませんでした。

単純に、シミュレーションシートに予算を打ち込み、機種ごとの予定スタートを入力して、そのシミュレーション上で、粗利が達成できるようにして調整してました。
(1日単位では誤差も出ますが、1ヶ月通せば、ほぼ予定通りになりました。)

繁盛店だと稼働がある分、回せる機種が多くなり、不人気店はその逆です。


ただ、唯一、不人気店でおこなっていた調整方法が、"台のRAMクリア"です。

例えば、

1500回転当たらなかった(ハマった)台があったとしたら、

そういった台、TS(特賞確率)が高い台は、RAMクリアして初期化してました。

本来、パチンコは完全確率なので、前日に何回転ハマっていようが関係はないはずのですが、大爆発されるのが怖くて、RAMクリアしてました。

「その効果はあったのか?」

と言われると微妙ですが、

個人的には、RAMクリアをしないより、した方が出玉の波は落ち着くと感じてました。

この続きは次回・・・。


[ 補足 ]
今のパチンコやスロット台には、メモリー機能があるので、電源を落としても(隠れ)確変やゲーム数などの情報を保持してます。

その為、突確や天井などがある機種は、RAMクリアして初期化しているホールがほとんどだと思います。

ただ、繁盛店にいた時は、そういったものはあえて残していました。
(そうすることで、常連さんが朝から来てくれるので・・・)