何故なら、ほとんどのホールでは、機種ごとに同じ調整をしているからです。
例えばですが、
・海物語は、スタート6.0
・牙狼は、スタート6.4
・仕事人は、スタート5.8
といった具合です。
つまり、機種ごとに調整の差はあっても、同じ機種内で調整の差は基本的にありません。
(実際、調整差はありますが、それは釘調整が拙くて差異が出ているだけ)

何故、同じ機種内で、同じ様な調整をしているかというと、システム化できるからです。
例えば、同じように台を調整をしておけば、
"いのち"を開け締めするだけで、スタートの回転数を調整できます。
"いのち"が12ならスタートは6.0、12.5ならスタートは6.4といった感じです。
それを、この台は寄りを0.5度外に振って、ジャンプ釘を1.5度にしてなんてやっていたら、朝になってしまいます。
100台、200台規模のホールなら、その調整方法でもいいのですが、パチンコ台が500台を超えてくると、個別調整は難しいでしょう。
ということで、釘を見る場合は、機種ごとに釘を見比べるといいと思います。
この続きは、次回。
[ 補足 ]
スタート6.0というのは、下記の計算で算出されます。
100玉打込んで6回デジタルが回転したとすると、
6(回転)÷100(玉)×100=6
スタートが 6.0 になります。
つまり、どれだけパチンコ台が回っているかという目安の数値です。
ちなみに、スタート6.0というのは、
1,000円あたり、15~19回転ぐらいです。
(1,000円スタートを計算するには、ベースを考慮する必要がある為、おおよその値です)