不安研究CACE-01 人生そのものが不安な時。 | 石読みと人間観察ラボ

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不安とは―

ふ‐あん【不安】

[名・形動]気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。
 
 日常に潜む漠然とした不安感は、人の精神を脅かし、安定感を無くしてしまい、それは幸福とは程遠い精神状態へとなってしまいます。
そんな不安を研究し、どのように対処していけばよいか、安心感を得られる方法はあるのかを調べることを目的として、
ウィリアム・D・上原先生よりアドバイスをいただき、”不安研究所”を立ち上げさせていただきました。
 
というわけで、不安研究所第一回目です。
 

 以前コメントを頂きまして、”人生そのものが不安”という言葉を戴きましたので、そのことについて書いてみたいと思います。

何故、人生そのものを不安に感じるのか?というところなんですが、これにはいくつかの理由があると思います。

 

 一つは、不安になりやすい国民性であるという事。

もう一つは、変わらない教育制度や大人の考え方と、時代の流れの変化の不一致。

 

という以上の二点が挙げられます。

 

 日本人は農耕民族であり、集団で同じような行動をとるところに安心感を得やすく、一人一人が自主性を持っているというよりは、受動的で支持を待つタイプの人のほうが多いです。

 なので、長らくはこの安定志向の将来の方向性というものがあり、ある程度レールを敷かれた状態でいるのが、国民性として合っていたのだと思います。

 安定志向の方向性というのは、例えば、日本の教育はどちらかというと暗記型の勉強の仕方が多いということ、少し前までは勉強をして良い大学に入り、良い企業へ就職をすれば、それで安定した家庭を築く礎が出来ていたという事、そうでなくても、親の後を継ぐ世襲制があったり、多少苦労をしたとしてもある程度の道筋が開かれているのが、少し前までの日本の状況だったんですね。

 

 その状況を経験し、良く知っている50代よりも上の世代の人たちは、男性は良い企業に勤めるのが、女性は結婚をして子供を産むのが幸せだという価値観の方が多いかもしれません。その方々の若い当時は、それが当たり前でしたし、安定した状態だと考えられるからです。

 

 

 けれども、今はもうそういう時代ではなくなりました。

初任給は十数年間変わらないままなのに、物価はだいぶ上がりましたし、

パソコンの普及などで最適化されたはずなのに仕事量は増え続け、

残業をするにしても上限を設けられ、その上限を超えると手当が付かない(サービス残業)等、

どの業界でも思うように稼げるところは少なくなってきました。

 そうなると、自然に女性も働きに出て共働きになりますし、旦那さんが夜遅くまで仕事をしているご家庭では、

子供が出来て周りに助けてくれる人がいないとワンオペ育児となります。

 

 こうなってくると、もはや昔の価値観に当てはまる部分のほうが少ないのかも知れません。

 

 今の世代の人たちは、現実の空気感を肌で感じながら、自分の在り方を模索している状態です。

学校で教えられる事、親から言われる事、そのどちらにも違和感を感じながら、自分なりの最適解を手探りで進んで行っているんだと思います。

昔にはなく、今あるものの一つに、インターネットがあります。

昔はテレビやラジオ、新聞だけが情報源でしたが、インターネットであらゆるところと繋がれる今は、やろうと思えば世界中の情報にアクセスすることが可能です。ここ数十年のネット社会の進歩は凄まじく、若い方は次々に順応していき、自分の中の新しい可能性を見出そうとしています。

 

 今、人生に不安を感じているという方は、もしかすると、そんな時代の流れの速さを敏感に感じられているのかもしれません。

情報の流れ方の速さや、昔とは違う時間の流れ方、異なる価値観などの中にどこか安定感がなく、うまく取り込めない感覚があるのかなと思います。そうでなくても今は新型コロナに関する情報だけでも膨大な量の情報を嫌でも目にする機会がありますし、どこかついて行けなさを感じたり、情報過多に疲れてしまう方も沢山いらっしゃるかなと思います。

 

 

 さて、そんな漠然とした不安を抱えてしまったとき、どうしたら良いでしょうか。

 

お勧めの方法としては、

・いったん情報を遮断して、自分自身が生まれ育つうえで培ってきた、自分のペースや価値観を取り戻す事。

・無意識に取り入れてしまった(おそらくは多くのネガティブな)情報のデトックスをする事。

 

がお勧めです。

 慣れていらっしゃる方でしたら、リラクゼーション音楽を聴いたりしながら瞑想をして、自分を”無”にして、フラットな状態に戻して、情報過多の頭をデトックスすると良いです。体の中の悪いものを吐き出すイメージで体の中の空気を吐き切ってから、新鮮で清らかな空気を吸うイメージでゆっくりと吸う、を繰り返します。

 こういう時に持ったり目の前に置くと良い石は、ガーデンクォーツ、もしくはスモーキークォーツはとても良い働きをしてくれるでしょう。

 

 あまり瞑想をしたことが無かったり、逆に落ち着かなくなる場合は、自分の好きな料理を作るのも良いですよ。

可能であれば、自分が子供の時に親御さんによく作ってもらっていた、懐かしさを感じるおふくろの味のおかずだったり、手間はかかるけれども手作りが一番おいしいおかずとかでも良いです。

 私の一押しは餃子ですね。家族が好きで晩御飯に100個くらい包むのですが、いい感じに無になれます。

 

 不安を解消するのに、手を動かしたり、アウトプットを意識して書きだしたり人に言うのもこうかがあるんですって。

 

 

 時代は絶えず変化していくものですが、ここ数年はとても変化が激しく、しかも流れが速いです。情報過多気味なので、情報を取り入れなくてもついて行けなさを感じたり、取り入れすぎても情報過多で身動きが取れなくなったり、しんどくなったりしてしまいます。

ですが、一番大切なことは、周囲がどうであれ、自分が自分らしく生きたいように生きようとすることだと思います。

情報のデトックスをした後は、自分はどうしたいのか、自分の感覚と自分の心の声に、そっと向き合ってみてくださいね。

 

 

オマケ。

昔、妖狐×僕SSという妖怪ラブコメ漫画にはまっていた時に知った初音ミクの心拍数#0822です。

ラブコメだけれどもシリアスも泣けるシーンも多くって何度も読み返したものです。。。

話の流れが分からなくても何となくで見てもらえたらなと思います💦

 

 

 

 

鬼滅の刃でもありました☆彡・・・んが、これは歌詞の破壊力が凄いかもです。

 

 

”ただ生きてることにありがとう”

 

・・・・(´;ω;`)

 

 

 その人生に不安があっても、生きることはとても美しいことだから、

沢山の美しいものに出会い、心を震わせてくださいね。

 

それでは、おやすみなさい。