今日は生徒さんの希望で弦交換をレクチャー。
新しいギター弦を出し、さっそく弦交換の作業へ。
まずは古い弦を緩めていきます。
音が低くなる方向に回せば弦の張りは緩くなっていきます。
次にブリッジピンを抜きます。
ニッパーなどテコの原理で抜いても良いのですが、まれに傷がついてしまうことがあるので、できればサウンドホールから手を入れて裏から押してあげると簡単に抜けます。
弦のボールエンドが付いてる側をブリッジの穴に入れ、弦の向きは輪っかが横になるように。
ピンを溝が付いてる側をヘッド向きにし、半分弱くらい刺します。ここで弦を上に引っ張るとボールエンドが引っかかる感触があると思いますので、そこでピンを押しこみましょう。
弦をペグの穴に通してから手で伸ばします。
伸ばしたままの状態でナットの上の弦を指で押さえながら1フレット分ブリッジ側にずらします。こうすることによって弦がちょっと余るのでペグに2~3巻きくらいで弦が切れにくくなります。
アコースティックギターの場合1弦と3弦は結構切れやすいので、余らせるときに2フレット弱くらいずらすと巻き数を増やすことができるので、切れにくくなります。
上記の流れからペグを回していきます。
ペグを回していけば弦は勝手に巻かれていきます。この時に弦をブリッジ側に引っ張りながら巻いてあげるときれいに弦が巻かれます。
チューニング後、余った弦をニッパー等で切って完成となります!
きちんと自身で弦交換ができましたね!
弦が劣化するとチューニングも安定せず、サウンドもこもってしまうので、自主練にて弾いてみた時に気になった場合は弦交換をしましょう。
アコースティックギター講師:米谷 暦























