今日1人目のドラムレッスンは、30代の男性の方でした。
J-Rock 〜その源流になる音楽にも興味を持たれているので、洋楽邦楽問わず、ミュージシャンや音楽についてのお話を交えながらレッスンを進めております。
ビートルズのリンゴスターのシグネチャーモデル・スティックも馴染んで来たようですね。
いつものウォーミングアップとして、ルーティンとしている
イギリスのロックバンド、
クイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」
(Queen “We Will Rock You” )のリズムに合わせて演奏を開始です!
イントロから歌メロ、コーラスにかけてのドラムパターンですが、「足踏み・手拍子」の原曲に対し、
ドラムに置き換えた時のタムとフロアタムのずらし具合、
課題となっているギターソロへの移動の際のタイミングを掴むためのルーティンとして毎回行っておりますが、
だんだんと前半と後半のバランスが良くなってきておりますので、身体全体で表現するともっと後ろノリになり重厚感が出てきます。
また、新たな生徒さん演奏希望としてビートルズの音楽に興味を持っておられるので、今後のビートルズナンバーから演奏曲の選定を行いながら演奏してゆくことに。
始めに出てきたのは
「ゲット・バック」(Get Back)。
「タン・タカタン・タカタン〜」というフレーズが印象的ですが、生徒さんはこのフレーズを叩いたことが無かった為、
始めに行ったのは、拍の表をしっかり鳴らす練習です。
バスドラム&右手でBPM=123に合わせながらクリックに合わせてアクセントをつける練習です。
その動きに慣れてきたらスネアの3連をつけてゆきますが、2つの手順を説明。
一つ目は通常の右手→左手→右手の”R・RLR・RLR〜”の右手先行の交互打ち、
二つ目はリンゴスターが左利きということを想定しての 左手→右手→右手の”L・LRR・LRR〜”です。
生徒さんにとっても二つ目の左手スタートのフレーズが挑戦しがいがある様子ですので、右手は始めはアクセントは小さく表現してゆくと、小気味よく3連を鳴らすことができますね。
次に生徒さんが興味を持ったのは、
「カム・トゥゲザー」(Come Together)です!
今改めて聴くと、イントロでのドラムのタム回しもしかりですが、ベースラインとの流れが雰囲気をより引き立てていることがわかります。
ドラム的には、バスドラム&シンバル→ハイハット→タムの動きになりますが、テンポ感を掴むまでは手順足順をしっかり繰り返し身体に染み込ませてゆきましょう。
歌メロに入ってからのリズムも大変今後のドラミングに良い影響をもたらすので、これらのリズムを吸収しながらバリエーションとリズム感を鍛えてゆきたいですね!
本日はレッスンお疲れ様でした!!
ドラム講師:横田なおき