戦前の精工舎が独自に開発したのが、防塵が目的の『二重ケース』です。
真意は解りませんが、ロレックスの三大発明『オイスターケース』を意識した『二重ケース』のように感じます。
この『二重ケース』は、第二次世界大戦(太平洋戦争)でも軍用腕時計として採用されたようですが、『ロレックスオイスターケース』のような防水性は無かった為、戦後になり姿を消してます😢
裏蓋側からは普通のケースに見えますが。。。
裏蓋を開けると、内側にパリス環式ケースが入ってます。
外側ケースは、全体的に厚みが
あり、ラグ部も太く堅牢な作りになってます。
パリス環式腕時計を取り出すとこのような感じです。
又、風防の中央には、【S】マークがありますので、その点から判断しても精工舎のオリジナルと思われます。
外側ケースのサイズに合わせて、リューズの巻き芯は長めですが、普通の巻き芯にするとパリス環式腕時計として使用出来そうです。
当時の高級機用ムーブメントだったモリス8型、10石を搭載してますが、市場でこのデザインは見かけませんので、もしかすると特注品だったのかも知れませんね。
この領域は当時の資料も少なく、謎が多いですから、そこを研究解明するためには、数百個ある国産腕時計『別名』をある程度は集めなければならないです😅
とても大変ですが、新しい『別名』が見つかった時の感動が忘れられなくて、今日に至ってます😆
現在の日差は+80秒程度ですから、冬場の特別な日にでもお供させるとカッコいいかも?☺️
今後は『別名』を含めて、戦後~現行モデルまでお気に入りのコレクションを紹介させていただきます✨😌✨
そして、古民家暮らしの中で楽しんでいる『家トレ』『おうちごはん』『家庭菜園』等も時々記事にしますね😃
それでは。。。
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