国産腕時計【別名(ペットネーム)】一覧表 | ぽつんとのブログ

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60代~健康美ボディを目指しているブログです。又、古時計でも投資になるモデルを紹介してます。

久しぶりに趣味の世界へ🌏国産腕時計史についても少し語ってみます😆


私がブログを始めたキッカケは、腕時計の魅力を多くの皆さんに伝えたくて。。。ところがです。


そこに待っていたのは、マイナー過ぎる世界でした😅


それでもロレックスの記事は、ぽつんとのブログでも急にアクセス数が増えてしまうメジャーな世界に。。。☺️


今回はそのロレックスを除き、長年(40年以上)コツコツと集めた戦前~戦後間もない国産腕時計の別名(ペットネーム)を紹介します。

 

国産腕時計の中でも、戦前・戦中・戦後間もない頃に生産されていた

【別名(ペットネーム)】

は謎の多いモデルですから、古時計好きには面白い領域です。


既に80~100年は経過してますので、美品(実働個体)は非常に少ないです。



戦前、戦中、戦後間もない腕時計は、↑画像のような雰囲気でした❗


とりあえず、現在手元にある未使用とミント状態の美品を少し並べてみましたが、当時にタイムスリップしたようです。


全てメンテナンス済み実働品は、64才になった私より大先輩です😅



手元にある当時の『別名』は、不動のジャンク品を含めると、1000本位は所有してますが、それでも未だに出合えてない『別名』は多いです😭


これらの腕時計は資料も少なく、このまま忘れられるのかな?


そんなことを思いながら、腕時計を保護して来ました☺️


【保護ボックス1】


上記は湿気や埃から守るために専用ボックスへ入れてます。


又、文字盤の日焼け防止として、紫外線防止シートを。。。☺️




【保護ボックス2】


こちらも文字盤の日焼け防止として、紫外線防止シートを。。。☺️




【戦前の革ベルト仕様】

 

近年は腕時計の本体だけでなく、戦前の革ベルトを探すことが非常に難しくなってます😱


出来るだけ当時の姿で後世へ遺せたら良いのですが、意外とカスタム品だらけ💦


オーク等でも現存数が少ない珍品として出回ってますが、その時代に存在してなかった腕時計も多いですね😅


当時の資料が少ないですから、一般の皆さんにはリスクが。。。💦


今後は更に入手困難となる歴史的に価値のあるモデルを探して行こうと思ってますが、もう64才ですから、

収集はここまでになりそうです😭


まだ不人気ブログですが、後世の皆さんへプチ資料として、一人でも多く興味を持っていただければ幸いです😃



【国産腕時計史】


ここからは、レア物を含めた『別名』を一部紹介します。


名巧時計株式会社


【名巧時計のフジ(Fuji)】

 

時計収集歴40年の私でも一度しか出合って無い超レア物【フジ】です。


もし~戦後間もない頃の腕時計資料館が存在してたら、間違いなく注目されていたモデルです🍀



精工舎(セイコー)


 

戦前の別名に関しては、セイコーが多いです。



吉田時計店(東洋時計会社)

愛国(アイコク)


 

マニア以外には知られていない国産メーカーですが、『別名』愛国(アイコク)は、現存数が少ないレア物です。


国産機械式腕時計の中でもマニアックな領域ですから、今後どうなるのか解りませんが、後世へ遺せるような方向へ進んでくれると嬉しいです😃


ここから先は、戦前の参考資料館になります。


大正後期~昭和初期にかけての腕時計は、

8、9、10型の腕時計が主流でした。

 

そして、ムーブメントのサイズですが、

5型(11.279ミリ)、

6型(13.535ミリ)

8型(18.046ミリ)、

9型(20.302ミリ)

10型(22.558ミリ)、

11型(24.814ミリ)

12型(27.070ミリ)、

13型(29.325ミリ)

14型(31.581ミリ)、

15型(33.837ミリ)

16型(36.094ミリ)、

17型(38.349ミリ)

18型(40.605ミリ)

19型(42.861ミリ)

20型(45.117ミリ)

以下は1型増えると2.256ミリが

プラスされます。

 

 

≪国産別名一覧表≫

 

精工舎(セイコー)

『腕時計』

LAUREL(ローレル)

10型の腕時計

LAUREL(ローレル)

12型の腕時計

機械(ムーブメント)は、

懐中時計と同じです。

セイコー(カタカナ文字)

※精工舎からは正式に販売された記録は無し

SEIKO(セイコー)

6~10型、7~15石

側の裏蓋にSKS FINE NICKEL 

⇒ 鶴マーク印へ

SEIKO CHRONOMETER

(クロノメーター)、モリス型、10石

SEIKO PRECISION

(プレシジョン)、モリス型、7石

SEIKO EXTRA FLAT

(エキストラフラット)

SEIKOSHA PRECISION

(プレシジョン)10型、7石

SEIKOSHA CROWN

(精工舎クラウン)10形、15石

NATION(ネーション)

8、9、10形(7、10、15石)

DAHLIA (ダリア)

8、9、10形、ネーション型、モリス型

PARROT(パロット)

8形男女兼用、SKSケース

POPLAR(ポプラ)

8形男女兼用、SKSケース

MORAL(モラル)

9形パリ型、ネーション型、7石

CHIKYU(チキュー)

※ネーション型の受けに

「天府型Yマーク」無しは、

精工舎から販売されていたと思われます。

PINK(ピンク)

8形男女兼用、SKSケース

MINISTER(ミニスター)

LESTER(レスター)

ROBIN(ロビン)

PANAMA(パナマ)

PUBLIC(パブリック)

ネーション型、7石

ARIS (アリス) 樽形SKSケース

ALBERT(アルバート)

SUCCESS(サクセス)

STATE(ステート)

SPEET(スピート)

STORY(ストーリー)

SUCCESS(サクセス)

STANDARD(スタンダード)

10形パリ―型

UNIT(ユニット)

10形変型

VION(ビオン)

8、10形

LEADER(リーダー)

10形変型、10形パリ―型

GREAT(グレート)

男女兼用、SKSケース、FINE NICKFL

GLORY(グローリー)

9型は1923年(大正12年)に先行試作品

PEACE(ピース)軍用二重ケース腕時計、

普及品も8形変型

ENTON SPECIAL

(フェントンスペシャル)10型

COMMAND(コマンド)

二重ケース腕時計、普及品は10形変型


『懐中時計と共通』
SEIKOSHA EXTRA FLAT

(エキストラフラット)
MINISTER(ミニスター)

RULER(ルーラー)

COMMAND(コマンド)
SEIKOSHA PRECISION(プレシジョン)

懐中時計は軍用に納めたと言われてます?
腕時計は初期が10形モリス型、10石、

1926年前後に販売。
後期が10形バナナ型、

1948~49年のみ生産されたモデルです。
SEIKO(セイコー)

側の裏蓋にSKS FINE NICKEL 

⇒ 鶴マーク印へ

LAUREL(ローレル)

12型の懐中時計、18KYG側、950銀側

MERCY(マーシー)

13型の懐中時計

 

『懐中時計』

SEIKOSHA(セイコウシャ)

ナルダン17型、16石、18石、

側はパリー形のみ、材質はクローム、

銀梨地、18金、プラチナの4種類

SEIKOSHA PRECISION 

(セイコウシャプレシジョン)

19型、7石

※通称:19セイコー(鉄道時計)

SEIKOSHA(セイコウシャ)

EXCELLENT(エキセレント)

15型、7石、

※国産初の高級懐中時計!

EDMOND(エドモンド)

モリス16型、15石、

ZELMA(ゼルマ)

16型、7石

EXTRA FLAT(エキストラフラット)

17型、7石

RIGHT(ライト)

17型、7石

TIME KEEPER(タイムキーパー)

17型、4石

HAPPY TIME(ハッピータイム)

18型、?石

 

『EMPIRE(旧エンパイヤ) 』

「惑星シリーズ」

MARS(マース)火星

MERCURY(マーキュリー)水星

JUPITER(ジュピター)木星

VENUS(ビーナス)金星

SATURN(サターン)土星

※上記の惑星シリーズは大正初期に

多く製造されたようです。

GREAT EMPIRE(グレートエンパイヤ)

16型、16石

EMPERE(エンパイヤ)

16型、7石、9石、16石(特注品)

CANOTO(カノト)

16型、6石

LUTECIA(ルーテシア)

16型、7石

UNPIRE(アンパイヤ)

16型、7石

STATE(ステート)

16型、7石

PUBLIC(パブリック)

16型、6石、9石

大正元年9月頃から大正2年の間の

約1年(間)のみ存在

 

『EMPIRE(新エンパイヤ) 』

1921(大正11)年に発売された

EMPERE(エンパイヤ)

モリス16型、7石、10石、15石

EDMOND(エドモンド)

16型、7石、?石

UNION(ユニオン)

16型、7石、?石

 

尚工舎(大日本時計会社)

CITIZEN(シチズン)

6~10型、7~15石

OPERA(オペラ)

F-戦前型、スモセコ8型、7、10石、

クロノメーター表記

CLOVER PRECISION

(クローバープレシジョン)

F-戦後Ⅱ型、スモセコ10型、16石)

ERIAN(エリアン)

Fー戦前型、スモセコ8型、7石

CITIZEN CUT-BALANCE

(シチズンカットバランス)

NEWTON(ニュートン)

PEONY(ピオニー)

PRECISION NEW STAR

(プレシジョン ニュースター)7石
GOLDSTAR(ゴールドスター)

F-戦後型、8型、10型、7、15石

EXTRA PULLIMA

(エクストラ プーリマ) 8型

CORTEL(コルテル)

F-戦後、8、10型7,16石

(クロノメーター表記はスイス製)

CORTEL CHRONOMETER

(クロノメーター コルテル) 8型

PRECISION Happy

(プレシジョンハッピー)

スモセコ8型?、15石

siren CHRONOMETER  

(サイレンは筆記体)

F-戦後、8型、7石、


『懐中時計』

CITIZEN(シチズン)

16型、7、10、16石

SEELANDO EXTRA

(シーランド エクストラ)

16型、16石、18金側


吉田時計店(東洋時計会社)

日野工場1936年~

elia (エリア) 筆記体

精工舎ネーション系、8型

CHIKYU(チキュー)

精工舎ネーション系、8型

AIKOKU(アイコク)

日野工場のモデル
LOCLE(ロックル)

日野工場のモデル
LOCLE special

(ロックル・スペシャル)

戦後間もないモデル


オリエント時計株式会社 

1950年~吉田時計店より改名

ORIENT(オリエント)

FRANK(フランク)クロノメーター表記

NEW ORIENT(ニューオリエント)
NEW ORIENT PRECISION

(ニューオリエント プレシジョン)

 

鶴巻時計店 英工舎

1935年~

CENTER PRECISION 

(センター プレシジョン)

CENTER(センター)7石

TAIYO(タイヨー)10型

OLTER(オルター)

ASIA(アヂア)

SEAL(スヰール)

Prima SPECIAL

(プリマ スペシャル)

LUCKY PRECISION 

(ラッキープレシジョン)

NEW EIKO(ニュー エイコー)


『懐中時計』

TAIYO(タイヨー)

LYOER(ライガー)

LYOER CHRONOMETER

(ライガー クロノメーター)

18KYG側

 

富士時計株式会社

富士時計:PHOENIXフェニックス

10、13形、10石、16石

 

村松時計製作所

大正11年(1922年)5月に銀座の時計商 村松恵一が懐中時計パシフィックを製造した甲野時計製作所(社長 甲野荘平)を買収し、 合資会社村松時計製作所を設立。


『腕時計』

KEYFORD(キーフォード)

8、9形、7、10石

 

『懐中時計』

PRINCE(プリンス)16型、4石

CHRONOMETER PRINCE

(クロノメーター プリンス)

16型、4石

※19型鉄道用の懐中時計も存在してます。

CHRONOMETER PRINCE SPECIAL

(クロノメーター プリンススペシャル)

16型、4石

 

甲野時計製作所

PACIFIC(パシッフィック)

16型、4石

村松時計「プリンス」の前身が甲野時計製作所の「パシフィック」16型です。


甲野時計製作所は甲野荘平氏が東京府下池袋2丁目に工場を設立して、大正3年からスイス製「タバン」の部品を一部利用して、懐中時計「パシフィック」の製造を開始したものの、その後2度の火災に遭い、大正11年に工場を閉鎖してます。

 

大阪時計製造所

「石橋時計店」

NANIWA(ナニワ)懐中時計

15型、10石、側径42ミリ、銀900



CRESCENT(クレセント)懐中時計

15型、?石、側径44ミリ、銀900

日本で初めて懐中時計を自社製造したメーカーです。

 

玉屋商店

YAMAYA & CO.TOKYO

 

名巧時計株式会社

Fuji(フジ)10型

 

 

 

上記以外にも別名(ペットネーム)

は存在してますが、

当時の資料も少なく研究解明は

進んでないようです。

 

それでは。。。

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