【鍼灸症例】頭痛は『どの筋肉のトリガーポイントが原因なのか』を見極めるのが大切です | 【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

創業17周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉
東京都中央区銀座2丁目4-19 GINZA SENRIKEN 5F


20代女性(大学生)

【主訴】

頭痛、目の奥の痛み

 

【問診】


高校生の頃から(約5年間)頭痛に悩まされている。高校に入学と同時に実家を出て寮生活が始まり、その頃から頭痛が出始める。


寮生活の3年間はかなりストレスが多く、疲労感が抜けにくいなどの症状もあった。人間関係や勉強のストレスなど色々と悩む日々が続いた。今現在、そのようなストレスはないが、頭痛だけが残ってしまう。


局所の痛みというよりは頭全体がズーンと重だるいような感じ。動けなくなるほどの頭痛ではないがほぼ毎日頭痛がある。


雨などで天気が崩れる時は症状が強い。あまりにも酷い時は痛み止めを服用して凌いでいる。頭痛が酷すぎて動けないというほどでもない。


今まで病院にも何軒か行ったが原因はわからず。。。


就活が始まる時期、社会人になってこの症状と暮らしていくのは無理。


早めになんとかしておきたい…ということでご来院されました。


 

【視診・触診】

頚部全体に強い浮腫みが診られ、頭半棘筋停止部触診時には認知覚も診られた。

肩が内旋、頚部屈曲気味な姿勢となっており日常的に頚部骨格筋には負担が掛かっていたのではと判断。




 

【治療】

頭半棘筋など頚部に付着する筋はストレス筋とも呼ばれ、精神的なストレスがある方などはTP形成がされやすい。


頚部全体に強く浮腫みが診られたこと、生活環境の変化+対人関係でのストレスは首コリに強く関係していると判断。

治療を開始しました。


特に認知覚が診られた頭半棘筋には活動性TPが形成されていると推測。


 

 

1回目:初めての鍼治療。ズーンと響く感覚に少し驚いたが心地よく感じた。

ポイントに当たった時は普段の頭痛と同じものだと感じる。


3回目:10→5

頭痛が出る頻度が減る。今までは毎日出ていたのでかなり生活がしやすくなる。


5回目:5→3

気圧の変動があるときや寝不足があるときだけ頭痛が出る。それ以外は快適に過ごせるように。


10回目:頭痛は消失しました。

現在は無事に就職活動も内定OK。

残りの大学生ライフを楽しんでいる。


 

【頭痛の種類】


『頭痛の種類』と聞きますと、「えっ?頭痛に種類なんてあるの?」と思いがちですが、国立おざわでは頭痛の種類を分けて考えています(後々説明します)


頭痛は「頭が痛い」という『症状』です。(これがポイント)必ず頭痛を引き起こしている原因があります。


薬で抑え続けている内に、いずれ薬が効かなくなります。


十数年前にロキソニンがドラッグストアで買えるようになってから、頭痛を主訴とする人が減少しました(国立おざわのデータ)。しかし…抑え続けてきた結果が今、頭痛爆発増加現象に繋がっているのではないかと思っています。


この数か月は当院の問診表にも『主訴:頭痛』が多く並んでいます。


頭痛は①頭半棘筋TPによるもの(目の奥に響く症状)②大後頭直筋TPによるもの(目の奥に更に頑固に響く症状)③胸鎖乳突筋TPによるもの(側頭部にズキズキするもの。これは一般的には片頭痛とか筋収縮性頭痛と言われるもの)④咀嚼筋TPによるもの(食いしばりがある人に多い)に分類しています。


頭痛の種類を見極めるだけで、頭痛という症状は根から治すことが可能です。



【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛


 

国立おざわの銀座院【鍼治療 東京おざわ】 

🇯🇵 チーム鍼屋®️🇯🇵 

東京都中央区銀座2丁目4-19 

GINZA SENRIKEN 5F【銀座並木通り】