武蔵村山市の市民連合結成総会が6月16日に開催され、私も参加しました。結成総会に先立ち、都政の現状・小池都政の問題点などについて報告しました。
市民や市内の団体から、取組の紹介や都政への要望など訴えがあり、「蓮舫さんと一緒に都民の声が実現できる都政へ」「みんなで都政を変えよう」と意見交換を行いました。
<都政の現状と小池都政問の問題点、希望ある都政へ>
1,「オール東京」の候補者
蓮舫氏 ➡ 反自民政治、非小池都政のオール東京
「自民党政治を終わらせる」決意を表明
*毎週土曜日、都庁の下で食料配布しているところを視察(6月1日)
小池知事は、一度も足を運ばない
*神宮外苑、外環道陥没事故の現地にも小池知事は行きません。
2,世論調査(JX通信社・5月中旬)都内有権者2,300人
2期8年 小池知事の評価 「下がった」 ➡ 30%
〃 「上がった」➡わずか 8%
「新しい人に代わった方がいい」 ➡ 42% *小池知事の行き詰まり!
「継続が望ましい」➡ 24%
*小池知事は、都民の暮らしに無関心、都民の声を聞かない、財界の要望に応える「財界ファ―スト」が本質
*「反自民」を掲げて知事に当選しましたが、今は、見る影もなく、自民党政治そのものになっています
3,都議会開会日「所信表明」(5月29日)
① 初当選の所信表明「都民が希望を持てる都政に展開する」この決意は、一瞬たりとも、揺らいだことはない」
➡ しかし、実際は 高すぎる国保料(税)の引き下げ、シルバーパスの改善、児童育成手当の引き上げ、生活困窮者支援などなど・・物価高騰のなかで、切実に求められている都民の暮らしへの支援に背を向けている
② 「コロナとの1,200日に及ぶ闘いは、都民の命と健康を守り抜くために全身全霊を方抜けた日々」
➡コロナが終わったように述べた。コロナのなかで、都立病院・公社病院の独法化を強行し、たった1年半で629の病床が休止。保健所の増設も議論されない
③ 「人口は国力そのもの」「子供を持つ、それが一つの幸せな生き方につながる」
出会いから結婚、妊娠・出産、子育てまで切れ目のない支援を強調
➡これは、異性婚が前提、多様な生き方を認めない?
都民の税金で「マッチングアプリ」が予算に。
4,小池都政の大問題MAP
① プロジェクションマッピング
② 横田基地・・・オスプレイ・戦時の司令部 変貌する横田基地
③ 神宮外苑、築地まちづくり
④ 英語スピーキングテスト
⑤ PFAS汚染
などなど
5,小池都政のもと、多摩格差拡大
・23区は100%実施しているのに
学校給食費無償化は、多摩地域の半数で実施に足が踏み出せていない
補聴器購入制度は、多摩地域では11時チア地で実施
子どもの医療費無料化は、所得制限や通院の自己負担が残っているところも
保健所は、23区はすべての自治体にあるのに、多摩地域で7か所
6,希望ある都政へ
① 都民の世論・運動と都議会での論戦で「都政を大きく動かした」
・給食費無償化への都の財政負担(2分の1)
・教育費無償化
・都議会での野党共闘、都議会議連(英スピ・神宮)
② 東京都の豊かな財政を都民の暮らし応援に!
一般会計 8兆5千万円
特別会計を含めれば 16兆5千億円・・・スウェーデンの国家予算に匹敵
小池都政の8年間で税収は約1兆円増 今年も過去最高の税収に!
▼都民にとって必要でない大型道路の建設やデベロッパーの儲けにつながる再開発などは見直し、都民のくらし・福祉に回せば、都政を希望に変えることができる
(例)
・シルバーパス・・・完全無料に 305億円で実現できる
・75歳以上の所得の少ない人・・・医療費無料に 491億円で実現
・都営住宅新規建設5000戸(新規建設は25年間ゼロ) 668億円で実現
・若者への家賃補助 月2万円で当面3万人に 72億円で実現
などなど
③ 7月7日(七夕選挙)都知事選でチェンジ!