多摩北部医療センター「産婦人科」診療5月13日から。住民の要望・署名運動などが動かしたと確信! | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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東村山市青葉町にある「多摩北部医療センター」は、5月13日から妊婦さんも受け入れる「産婦人科」の診療がスタートします。

 東村山市内には、お産ができる「産科」がなくなり、住民のみなさんから多摩北部医療センターに「産科」を創設してほしいの強い要望が出され、私・尾崎あや子は都議会での要望してきました。都立病院清瀬小児病院が石原都政のもとで廃止され、多摩北部医療圏に低体重で生まれた赤ちゃんの命をつなぐNICUがなくなり、当時の公社病院・多摩北部医療センターにNICUの設置とお産ができる産科の創設を求めてきました。「都立清瀬小児病院をなくさないで」と住民運動が大きく広がりましたが、その後「多摩北部医療センターを良くする会」の運動へとつながりました。
 
 多摩北部医療センターの老朽化などから建替えの計画があり、「多摩北部医療センターの基本構想検討委員会」が2020年10月に第1回検討会が開催され、2023年3月31日には「基本構想」の策定し、その中で多摩北部医療センターにお産ができる産科の設置を検討していくことなどを盛り込みました。
 
 住民のみなさんとともに多摩北部医療センターにNICUの設置、安心してお産ができる産科の創設、小児外科の充実などを要望してきました。特に「産科」については、地元自治体の担当者や地元医師会の要望も強く、病院の建て替えを待たずにスタートしてほしいと強く求めてきました。
 
 今回、多摩北部医療センターは5月13日から妊婦さんの診療も行うことを発表しました。住民のみなさんの要望と署名運動、地元自治体や地元医師会の「基本構想検討会」での意見などが後押しし、実現することができたと確信しています。まだ、出産まではできませんが、大きな一歩だと思います。引き続き、お産ができる「産科」の創設実現に向け、頑張ります。
 
 

<多摩北部医療センターホームページから>

5月13日より「産婦人科」の診療を行います。

この度、多摩北部医療センターは、地域の医療ニーズに対応するため、妊娠初期(妊娠12週未満)トラブルを抱える妊婦さんについて、かかりつけ医からの紹介による受入れを行います。

【対象となる患者さん】

妊娠初期(妊娠12週未満)の妊婦関連疾患
・子宮外妊娠 ・流産 ・悪阻入院 ・絨毛性疾患 等

※ 地域の産婦人科標榜クリニックや病院からの紹介のある方を対象に診察いたします。妊娠の診断、検診、分娩は行いません。
  かかりつけの産婦人科医からの紹介状をご用意(必須)のうえ、下記窓口でご予約ください。

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※地域の医療機関の皆さまへ
 急ぎの予約や当日の救急受入れを希望される場合は、代表から地域連携支援グループをお呼び出しください。医師が直接、対応いたします。

(産婦人科部長 工藤一弥よりご挨拶)

 これまで、多摩北部医療センターの婦人科は婦人科がん(子宮がん、卵巣がん)を中心に治療をしてまいりました。
 このたび、これまで培った専門性等も活かしつつ、妊娠初期の異常のある患者さんを対象とした診療も開始いたします。
 たまほく「産婦人科」が、妊婦さんの安心・安全をお手伝いしてまいります。