「これでいいのか?豊洲市場への移転」築地・豊洲市場バスツアー | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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日本共産党武蔵村山市後援会は、「これでいいのか?豊洲市場への移転」をともに考えるために築地・豊洲市場へのバスツアーを企画しました。7月14日の炎天下のなか、バス2台・86人を超える参加となりました。

 

バスの中では、私から小池知事が公約を破り、豊洲市場への移転を推進している現状や築地市場の役割と築地・女将さん会の取り組み、築地市場営業権組合が発足し「築地で商売したい」との取り組みの広がりを紹介しました。

最初に、築地市場を見学。移動中、波除神社の前で偶然にも築地・女将さん会の代表である山口さんとお会いすることができました。山口さんは「みなさんに応援していただき、頑張っています。最後まで築地市場移転反対の声を上げていきます」と話してくださいました。ツアー参加者も「頑張ろう!」と声を掛けました。

 

築地市場の活気を肌で感じ、豊洲市場に行ったらどこがどう変わるのかなどについて私の方で説明しました。築地市場のアーチ型の建物は、建築家からも「歴史的な建造物」「後世に残してほしい」との声があることや、イコモスが築地市場を含めた築地の地域を「日本の20世紀遺産」に2017年に登録したことなどを紹介。豊洲市場が開場すれば、築地市場は解体工事が始まり2020年東京五輪の駐車場拠点になることや、今は途中までしか工事がすすんでいない環状2号線の工事が始まることを説明しました。

 

豊洲市場は中に入れないので、ゆりかもめの市場前駅から豊洲市場の全体をみながら、千客万来の予定地や青果棟、水産仲卸棟、水産卸棟の位置やなかがどうなっているのか、土壌汚染対策、液状化対策、地下水管理システムなどを説明。「7月末には追加対策工事の検証を行うが、建物下にコンクリートを打設した効果を検証する方法は日本では初めてのことで、将来の安全など保障できない。土壌汚染が残っている豊洲市場の開場は反対」と訴えました。市場を分断している315号線の土壌汚染や液状化対策が一部のところで行われていないため、地震などがあれば大変危険であること。買い回りに時間がかかること。駐車場が足りない、ピンカーブが危ない、製氷機が足りないなど使い勝手にも問題があることなどを説明しました。

 

参加者からは「はじめて豊洲市場をみたが大きい」「まだまだ問題があることが分かった」「食の安全・安心が一番」との感想も出されました。

豊洲市場開場日、10月11日まで3か月を切りました。最後まで移転中止で頑張ります!