清瀬特別支援学校の給食室・厨房の改修に伴う給食について文書質問しました! | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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第3回定例都議会で「清瀬特別支援学校の給食室・厨房の改修に伴う給食について」文書質問しました。


清瀬特別支援学校の給食室・厨房の改修が始まったことは、児童・生徒増への対応とともに形態食も提供してほしいという保護者の要望に応えるもので歓迎するものです。しかし、厨房の改修にともない9月より子どもたちに給食が提供できず、かわりに民間事業者による「業者弁当」または各家庭からの「弁当の持参」で対応となっています。

 

 このことについて私は、ある保護者の方から相談を受けました。この方はこれまで国の就学奨励事業により1か月5千円の給食費が全額支給され、自己負担はありませんでした。ところが、今回の改修にあたり、業者弁当の月8千円の弁当代は全額自己負担になるといわれて困っているという相談でした。業者弁当は学校給食にはあたらず就学奨励費の対象にならないことで、しかもそのことは、工事が始まる直前の7月の説明で初めて知らされたそうです。その方は「一人親なので、給食があることで助かっていた。障害児をかかえながら毎日お弁当を作るのはむずかしく、かといってがんばって働いても収入が少なく、月8千円の自己負担は苦しいです」とおっしゃっています。

 

 学校給食法では、学校給食を「児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであり、かつ児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすもの」と、その目的を明確にしています。学校給食は子どもたちに欠かせないものです。

 

 また、就学奨励事業は、通常の小中高生と比べても、就学により多くの困難をともなう障害のある子どもが、特別支援学校に通うにあたり、保護者が負担する経費の一部を支給するもので、保護者の負担を軽減することにより、特別支援教育を普及奨励し、教育の機会均等を実現することを目的にしています。


 都独自に保護者への費用負担軽減策を行うことなどを要望しました。