利島村「椿園の害虫被害」について文書質問しました! | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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第3回定例都議会で、「利島村の椿園の害虫被害について」文書質問を行い、都に支援を求めました。


利島村の住民の方から「椿園が、害虫被害が広がり困っている。現地を見てほしい」という連絡があり、私は7月24日、利島村の椿園を実際に見て、被害の大きさを痛感してきました。7月27日には、8月中旬までに椿園への防除剤(BT剤)の一斉散布ができるように、薬剤の確保、人的支援をおこなうことを日本共産党都議団として7月27日に要望しました。


利島村の椿園では、昨年から、害虫(トビモンオオエダシャク)が異常発生し、葉の食害を受け、山の一部が枯れ山のようになり、椿油を収穫できる実がならないなどの事態が広がっています。防除剤(BT剤)散布による駆除対策は昨年から行なわれていますが、今年は昨年を上回る発生状況であり、飲料水の水質を確保するため薬剤による駆除も限界があります。利島の椿油の生産は全国の6割をしめる島の基幹産業であり、椿園を守ることは、村の死活的緊急要望となっています。
 

2年にわたって食害を受けた木は枯れてしまう可能性もあるとの樹木医の見解もあります。また、苗木から油が収穫できるようになるまでに成長させるには、30年前後かかると言われています。
 

この虫は、8月中旬ごろまでは幼虫として椿の葉を食べるとともに、8月中旬頃には土の中でさなぎになり来春に羽化、4月中旬から産卵するため、その成長周期にあった適切な対策を行なう必要があります。


住民からは「このような状況では、大雨があった場合土砂崩れになるおそれもある」「椿の生産に大きな影響が出てしまうのではないか」などの声もありました


この間の都の対応や今後の支援を強化するよう要望しました。