内気センサー再取り付け | 月桂樹の森

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FULLRANGE 5E-AT

内気センサー再取り付け

 

エアコンの調子がおかしいです。

この夏、暑くなった車内に乗り込んでエンジンをかけると、

当然クーラー全開になるのですが、

問題は、いつまで経っても全力で冷やし続けるので、寒いです。

 

この夏に寒いっていうのは贅沢な悩みかもしれませんが・・・

 

吹き出し口から出てくる冷たい風を、

うまく手のひらで、メーターフード左下にあります、

内気センサーの空気取り入れ口に誘導すると、いくらか常識的な制御に落ち着いてきます。

つまり内気センサーが著しく鈍感になっているということですね。

 

ということで上の写真は、

アスピレーターが詰まっているのではないかと予想し、インスト周りをバラしているところです。

しかし、アスピレーターは問題になるほど汚れていませんでした。

ではもっと手前?もしくは内気センサー自体に埃がたまっているのでしょうか。

そう考えて、内気センサーの空気取り入れ口を作業灯で照らして確認すると、

あれ!?内気センサーが無い!?

結論を話しましょう。

車検の時にメーター球を一つ交換してもらったのですが、

その際にちゃんと内気センサーを取り付けてもらえなかったのですね。

それで、インスト内部の奥まった場所の温度を、

室内温度として読み取っていたから、エアコンの効きすぎを招いたわけです。

 

本来センサーはメーターフードにビス留めされていますが、

メーター周り脱着の際、このビスを付け外しするのが面倒なので、

私は常時ビスを取り付けてないのです。

それで、整備された方に存在が認知してもらえなかったものと思われます。

 

私がわかってるから大丈夫、どうせ整備するのも私だし。

と思っていたのですが、こんなところで不具合として返ってくるとは。

 

センサーを元の位置に戻して、正常な動作に復帰。

どうせ私しか触らないから、とテキトーな整備をしているところは多々ありますが、

良くないですね。人様にお見せしても恥ずかしくないように組んでおかないと・・・

気の引き締まる思いです。